チリ：在来種保全にカタログ

　チリの在来種カタログ。原産地だけあって豆類、トマト、ジャガイモ、トウモロコシが多い。カタログはスペイン語だが、品種ごとに写真が添付されている。PDFはダウンロードできる。

• CATALOGO DE SEMILLAS TRADICIONALES DE CHILE（sintransgenicos　2012年5月）
• Lanzamiento de Catalogo de Semillas Tradicionales de Chile［記事］（sintransgenicos　2012年5月2日)

　南ア最後の独立系種苗企業を買収

　南アフリカの高裁はこのほど、遺伝子組み換え企業の一つである米多国籍種苗会社パイオニアHi-Bred（デュポン関連会社）による、南ア最後の独立系種苗会社Pannar seedの買収を承認した。これによりパイオニアHi-Bred は Pannar社の種子資源を握ることになる。

• Smallholder farmers and consumers to pay the price for corporate seed merger （African Centre for Biosafety　2012年5月28日）

　寡占化の進む世界の種苗業界

　寡占化の進む世界の種苗業界。モンサント、シンジェンタ、バイエル、ダウ、デュポンによる種苗会社の系列化の分析とグラフィック化した。

• Visualizing Consolidation in the Global Seed Industry: 1996-2008（Philip H. Howard　2009年10月28日）
• Revealed: how seed market is controlled by Monsanto, Syngenta, Bayer, Dow & DuPont(Ecologist 2010年10月7日)［紹介記事］

　80年間で93%の野菜が消滅

　米国では、1903年から80年間で、野菜の品種の93%が消滅したというRural Advancement Foundation Internationalの調査結果。商業栽培用に販売されていた品種の減少をグラフで可視化した。

• Our Dwindling Food Variety　（Natinal Geographic 2012年6月）