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■生物多様性
農水省:GMトウモロコシ2品種を承認
農水省は4月24日、デュポンとダウ・ケミカルの遺伝子組み換えトウモロコシ2品種(掛け合わせ)の野外栽培を承認した。[1]
これにより野外栽培承認のトウモロコシは56品種とな、野外栽培承認の遺伝子組み換え作物は花卉(バラ、カーネーション)を除き合計77品種となる。4月24日現在の承認リスト[2]
- [1]平成25年4月24日付けでカルタヘナ法に基づき承認した遺伝子組換え農作物(第一種使用規程)
- [2]カルタヘナ法に基づく第一種使用規程が承認された遺伝子組換え農作物一覧(作物別、承認順)(平成25年4月24日現在)
機能性GMイネ12品種に意見募集
環境省は4月22日、農業生物資源研究所による3種類(カルビンサイクル強化、複合病害抵抗性、開花期制御)12品種の遺伝子組み換えイネについて、隔離圃場での栽培の生物多様性に関する意見募集を始めた。5月21日締め切り。[1]
これらの遺伝子組み換えイネはいずれも、2017年3月末の予定で、つくば市内の農業生物資源研究所などの隔離圃場で栽培される。同研究所は3月初め、これらの栽培をつくば市に通告している。また、4月24日にスギ花粉ペプチド含有GMイネの田植えを行うと発表している。
- [1]遺伝子組換え生物等の使用等の規制による生物の多様性の確保に関する法律に基づく遺伝子組換えイネの第一種使用規程の承認に先立っての意見の募集(パブリックコメント)について(環境省 2013年4月22日)
農水省:GMダイズなど10品種を承認
農水省は4月2日、カルタヘナ法に基づき遺伝子組み換えダイズ3品種、トウモロコシ5品種、カーネーション2品種を、3月27日付けで承認したと公表した。[1]
承認された遺伝子組み換えダイズは、BASFのイミダゾリノン系除草剤耐性ダイズ(CV127)1品種、高オレイン酸・除草剤グリホサート耐性ダイズ(MON87705)と害虫抵抗性・除草剤グリホサート耐性ダイズ(MON87701×MON89788)の合計3品種。一般圃場での栽培が承認されたGMダイズは合計7品種になる。
今回承認の遺伝子組み換えトウモロコシは、いずれも除草剤耐性と害虫抵抗性を兼ね合わせたもので、ダウ・ケミカルの2品種が一般圃場での栽培を承認された。デュポンの3品種は、いずれも2016年3月末まで、同社宇都宮事業所の隔離圃場における栽培が承認された。これにより、一般圃場での栽培が承認されたGMトウモロコシは合計54品種になる。
今回同時に承認された遺伝子組み換えカーネーションは、サントリーの除草剤耐性で花色が青紫色の2品種。一般圃場で栽培を承認された、同社の青紫色のGMカーネーションは8品種となる。
- [1]平成25年3月27日付けでカルタヘナ法に基づき承認した遺伝子組換え農作物(第一種使用規程)(農水省, 2013-3-27)
- [2]カルタヘナ法に基づく第一種使用規程が承認された遺伝子組換え農作物一覧(作物別、承認順)(平成25年3月27日現在)(農水省)
生物多様性検討会:GM大豆など5品種に意見聴取
農水省は3月18日、今年度8回目となる生物多様性影響評価検討会総合検討会を3月26日に開催と発表した。いずれも掛け合わせの遺伝子組み換えのダイズ1品種、トウモロコシ2品種、ワタ2品種の第一種使用規程について専門家からから意見を聴取予定。
除草剤耐性+BtGMトウモロコシ2品種に意見募集
農水省は11日、除草剤耐性および害虫抵抗性の複数の #遺伝子組み換え トウモロコシの掛け合わせ2品種について、屋外栽培などの生物多様性影響評価について意見募集を始めた。締め切りは4月9日。
今回の遺伝子組み換えトウモロコシの1つは、デュポン申請による4種類の害虫抵抗性と除草剤耐性のGMトウモロコシ(1507、MON810、MIR162、NK603)の掛け合わせ品種[1]。もう1つは、ダウ・ケミカル申請による2つの除草剤耐性、ラウンドアップ耐性(モンサント・NK603)と2,4D耐性(ダウ・DAS40278)の掛け合わせ品種[2]。
今回意見募集の掛け合わせの遺伝子組み換えトウモロコシは、いずれも2012年12月18日の生物多様性影響評価総合検討会で「生物多様性に影響が生ずるおそれはない」とされている。また、食品としての安全性審査は終了し、いずれも食品としての承認済みである。
- 遺伝子組換えトウモロコシの第一種使用等に関する審査結果についての意見・情報の募集(パブリックコメント)について
- [1]申請書
- [2]申請書
- 平成24年度第6回生物多様性影響評価検討会総合検討会
- 議事録:生物多様性影響評価検討会 第6回総合検討会
GMイネに注力する農業生物資源研究所
農業生物資源研究所は3月6日、同研究所の隔離圃場において遺伝子組み換えの開花期制御イネの栽培を6月上旬から行う予定と発表した。このGMイネは、3月6日に専門家の意見聴取が行われた模様だが、まだ申請書などは公表されていない[1]。
この3月6日の「研究開発段階の遺伝子組換え生物等の第一種使用規程承認に係る学識経験者からの意見聴取会合(平成24年度第2回)」では、3種類の遺伝子組み換えイネ(計12品種)の審議が予定されていた[2]。
つくば市には農業生物資源研究所より、隔離圃場における遺伝子組み換えの開花期抑制イネ、カルビンサイクル強化イネなどの栽培計画が通知されている。つくば市が「遺伝子組換え作物の栽培に関する情報」で公開している[3]。
これらによれば、GMイネに注力している農業生物資源研究所によるつくば市内の隔離圃場における13年度の遺伝子組み換えイネの栽培は、スギ花粉症緩和イネなど合計13品種に及ぶ可能性がある。他にGMダイズとGMトウモロコシの展示栽培を予定している[4]。
農業生物資源研究所は05年2品種、07年に1品種の遺伝子組み換えイネの同研究所内の圃場に限定した屋外栽培と保管・運搬・廃棄の承認を得ている。スギ花粉ペプチド含有GMイネについては精米までの加工も承認されている[5]。
農業生物資源研究所は他に、遺伝子組み換えイネ7品種(スギ花粉症治療イネ1品種、複合病害抵抗性イネ6品種)について、同研究所内の隔離圃場での栽培承認を得ている。複合病害抵抗性イネは、かつて北陸研究センターで屋外栽培され消えたディフェンシンGMイネの”後継品種”にあたる。
- [1]平成25年度独立行政法人農業生物資源研究所における第1種使用等の予定について(その2)(農業生物資源研究所 2013年3月6日)
- [2]研究開発段階の遺伝子組換え生物等の第一種使用規程承認に係る学識経験者からの意見聴取会合(平成24年度第2回)の開催について(お知らせ)(環境省 2013年2月21日)
- [3]遺伝子組換え作物の栽培に関する情報(つくば市)
- [4]平成25年度独立行政法人農業生物資源研究所における第1種使用等の予定について(農業生物資源研究所 2013年1月24日)
- [5]スギ花粉ペプチド含有イネ(7Crp, Oryza sativa L.)(7Crp#10)の生物多様性影響評価書の概要
農水省 GMダイズとGMワタを承認
農水省は2月25日、害虫抵抗性遺伝子組み換えダイズと害虫抵抗性と除草剤耐性遺伝子組換えワタの各1品種の食用と飼料用にかかる第1種使用規定の承認を行った [1]。今回、この2品種は、栽培に関しては申請されていない。
害虫抵抗性ダイズは、モンサントのMON87701 [2]。と害虫抵抗性と除草剤耐性のワタは、バイエルクロップサイエンスのGHB119 [1]。この2品種はすでに、食品と飼料の安全性審査を終え承認済みである。
- [1]平成25年2月25日付けでカルタヘナ法に基づき承認した遺伝子組換え農作物(第一種使用規程)
- [2]チョウ目害虫抵抗性ダイズ(MON87701)申請書等の概要
- [3]除草剤グルホシネート耐性及びチョウ目害虫抵抗性ワタ(GHB119)申請書等の概要
農水省 6品種の野外栽培に意見募集
農水省と環境省は2月15日、遺伝子組み換えトウモロコシ5品種とダイズ1品種の野外栽培について意見募集を始めた [1]。締切は3月16日。
一般圃場での野外栽培は3品種。そのうち、モンサント申請がBt+除草剤(ラウンドアップ)耐性遺伝子組み換えダイズ1品種 [2]
ダウ・ケミカルのBt+複合除草剤耐性遺伝子組み換えトウモロコシ2品種は、ラウンドアップ、バスタ、2,4Dの3種類の除草剤に耐性。12月に認可されたDAS40278がベースの品種 [3]。
2,4D系除草剤耐性遺伝子組み換え作物は、除草剤アリルオキシアルカノエート系耐性と表記される。ダウ申請の2品種は、各々4ないし5品種のGMトウモロコシを交配した品種。
デュポン申請の除草剤耐性+Btトウモロコシ3品種はデ社宇都宮事業所の隔離圃場での栽培試験 [4]。
同時に、サントリー申請の除草剤耐性遺伝子組み換えカーネーションについても意見募集を始めた [5]。
- [1]遺伝子組換えカーネーション、ダイズ及びトウモロコシの第一種使用等に関する審査結果についての意見・情報の募集(パブリックコメント)について(農水省 2013年2月15日)
- [2]チョウ目害虫抵抗性及び除草剤グリホサート耐性ダイズ(MON87701×MON89788,MON-877O1-2×MON-89788-1)申請書等の概要
- [3]チョウ目害虫抵抗性並びに除草剤アリルオキシアルカノエート系、グルホシネート及びグリホサート耐性トウモロコシ(MON89034×1507×NK603×DAS40278,MON-89O34-3×DAS-O15O7-1×MON-OO6O3-6×DAS-4O278-9)(MON89034,1507,NK603及びDAS40278それぞれへの導入遺伝子の組合せを有するものであって当該トウモロコシから分離した後代系統のものを含む)申請書等の概要
- [4]チョウ目害虫抵抗性及び除草剤グルホシネート耐性トウモロコシ (186165)申請書等の概要
- [5]青紫色及び除草剤クロロスルフロン耐性カーネーション(25958)に関する生物多様性影響評価書の概要
農水省 除草剤2,4D耐性トウモロコシを承認
農水省は12月5日、ダウ・ケミカル申請の除草剤2,4D耐性遺伝子組み換えトウモロコシ(DAS40278)の食用と飼料用にかかる第1種使用規定の承認を行った。今回の承認範囲は、栽培も含んでいる。
このDAS40278 [1]は、2011年5月に意見募集が終わっていたもので、2012年5月30日付けで食品として承認されている [2]。
この除草剤2,4Dは、ベトナム戦争で枯葉剤として大量に空中から散布され、不純物として含まれていたダイオキシンによる健康被害が今も続いている。こうした背景もあり、米国ではGM容認派も含めて36万通余りの栽培規制緩和への反対意見に、いまだに承認されていない。
- [1]アリルオキシアルカノエート系除草剤耐性トウモロコシ(DAS40278) 申請書等の概要
- [2]安全性審査の手続を経た旨の公表がなされた遺伝子組換え食品及び添加物一覧
- [関連]2,4−D耐性コーンの食品安全性を承認
除草剤耐性GMダイズ3品種に意見募集
環境省と農水省は9月27日、バイエルとモンサントの除草剤耐性遺伝子組み換えダイズ3品種の屋外栽培(第1種使用規定)について意見募集を始めた。締切は10月26日。 今回の遺伝子組み換えダイズのうち、バイエルの2品種は、承認日から2016年3月末まで茨城県筑西市向上野のバイエルの隔離圃場での栽培を予定。モンサントの1品種は一般圃場での屋外栽培を認めるもの。 今回意見募集の遺伝子組み換えダイズは、いずれも6月29日の生物多様性影響評価総合検討会で「生物多様性に影響が生ずるおそれはない」とされている。 モンサントの除草剤ジカンバ耐性遺伝子組み換えダイズ(MON87708)は2012年2月より、食品安全委員会遺伝子組換え食品等専門調査会で審査中。ラウンドアップ耐性スーパー雑草の出現に“次世代”のジカンバ耐性を登場させたが、米国の専門家によって除草剤使用量の増大を招くだけと分析されている。
- 遺伝子組換えダイズの第一種使用等に関する承認に先立っての意見・情報の募集(パブリックコメント)について
- 平成24年度第2回生物多様性影響評価検討会総合検討会
- 議事録:生物多様性影響評価検討会 第2回総合検討会
GM作物7品種を承認 合計105品種へ
農水省は9月4日、カルタヘナ法による遺伝子組み換え作物7品種の屋外栽培を承認した。ダイズとアルファルファの2品種が隔離圃場での栽培、トウモロコシ3品種(モンサント)が栽培・食用・飼料用としての承認。7月19日に食品としての承認手続きが終わったシンジェンタの害虫抵抗性遺伝子組み換えワタ2品種(COT67B系統、COT102系統)も、食用・飼料用の輸入と流通について承認。
9月4日現在、カルタヘナ法による第一種使用規程が承認された食用遺伝子組み換え作物は、食用・飼料用での承認は105品種。そのうち屋外での栽培を認められたものは72品種。
- 平成24年9月4日付けでカルタヘナ法に基づき承認した遺伝子組換え農作物(第一種使用規程)(農水省 2012年9月4日)
- カルタヘナ法に基づく第一種使用規程が承認された遺伝子組換え農作物一覧(作物別、承認順)(平成24年9月4日現在)(農水省 2012年9月4日)
Btダイズ、ワタ2種を承認へ
第3回生物多様性影響評価検討会総合検討会は7日、遺伝子組み換え作物の屋外栽培に関し、モンサントのBtダイズ(MON87701)とバイエルのワタ2品種(GHB119、T304-40)のいずれも生物多様性に影響せずと決定した。
- 平成24年度第3回生物多様性影響評価検討会総合検討会(農水省 2012年9月20日)
GM2品種の栽培承認へ意見募集
農水省・環境省は7月6日、モンサントの低リグニンアルファルファ(KK179)とシンジェンタの複合除草剤抵抗性ダイズ()の2品目の遺伝子組み換え作物の隔離圃場での屋外栽培について意見募集を始めた。8月4日締切。
第1種使用規定申請書によれば、モンサントの低リグニンGMアルファルファは、那須塩原市千本松の畜産草地研究所隔離ほ場で2016年5月まで、シンジェンタの除草剤耐性GMダイズは静岡県島田市のシンジェンタ社中央研究所神座サイト隔離ほ場で14年3月まで栽培を申請している。
今回申請の低リグニンGMアルファルファKK179は、リグニン含量を減少させて、牧草の消化性を改善するというもので、交雑に関しては1kmでの交雑が確認されているとしている(申請書17頁)。すでに2007年から2011年に米国、カナダにおいて延べ79 ヵ所のほ場で試験が実施されている。
シンジェンタ社の複合除草剤耐性GMダイズは、バイエル社の開発したグルホシネート(パスタ)と、シンジェンタ社で開発されたメソトリオンの2つの除草剤に耐性を持つ。
- 遺伝子組換えアルファルファ、ダイズ及びトウモロコシの第一種使用等に関する審査結果についての意見・情報の募集(パブリックコメント)について
- 低リグニンアルファルファ(MON-OO179-5)申請書等の概要
- 除草剤メソトリオン及びグルホシネート耐性ダイズ(SYHT0H2)申請書等の概要
GMコーン3品種の栽培承認へ意見募集
農水省・環境省は7月6日、モンサントの乾燥耐性GMトウモロコシ(MON87460)をベースとした除草剤耐性と害虫抵抗性の掛け合わせ品種3品種の第1種使用規定(屋外栽培)について意見募集を始めた。8月4日締切。
今回の掛け合わせ品種については、すでに食品安全委員会での評価が終わり、2011年9月6日付けで食品安全性審査を完了している。
- 遺伝子組換えアルファルファ、ダイズ及びトウモロコシの第一種使用等に関する審査結果についての意見・情報の募集(パブリックコメント)について
- 乾燥耐性、チョウ目及びコウチュウ目害虫抵抗性並びに除草剤グリホサート耐性トウモロコシ(MON87460 ×MON89034 ×MON88017)に関する生物多様性影響評価書申請書等の概要(日本モンサント 2011年11月22日)
- 乾燥耐性、チョウ目害虫抵抗性及び除草剤グリホサート耐性トウモロコシ(MON87460 × MON89034 × NK603)に関する生物多様性影響評価書申請書等の概要(日本モンサント 2011年11月22日)
- 乾燥耐性及び除草剤グリホサート耐性トウモロコシ(MON87460 × NK603)に関する生物多様性影響評価書申請書等の概要(日本モンサント 2011年11月22日)
- 安全性審査の手続を経た旨の公表がなされた遺伝子組換え食品及び添加物一覧(厚労省 2012年5月30日)
除草剤耐性遺伝子組み換えダイズの屋外栽培を検討
農水省は6月21日、今年度2回目となる生物多様性影響評価検討会総合検討会を6月29日に開催すると告知した。第1種使用規定申請の除草剤耐性遺伝子組み換えダイズ3種類について検討。
- 除草剤グリホサート及びイソキサフルトール耐性ダイズ(FG72)
- 除草剤グルホシネート耐性ダイズ(A5547-127)
- 除草剤ジカンバ耐性ダイズ(MON87708)
- 「平成24年度 第2回 生物多様性影響評価検討会 総合検討会」の開催及び一般傍聴について(農水省 2012年6月21日)
検討予定の遺伝子組み換え ダイズの一つ、バイエルのFG72は、2011年4月より2012年5月まで、隔離圃場で屋外栽培が承認されていたが、栽培を予定していた宮崎大学のサイトによれば実施なかったようである。しかし、宮崎大学の隔離圃場では、2010年7月から20112年5月までの間、バイエルクロップサイエンスと共同で2種類の除草剤(グルホシネート)耐性・害虫抵抗性GMワタの屋外試験栽培を実施している。
2,4−D耐性コーンなどの栽培に意見募集
環境省は3月30日、ダウ・ケミカル日本申請の2,4−D系除草剤耐性の遺伝子組み換えダイズ(DAS68416)とワタ(DAS1910)の隔離圃場での栽培、およびシンジェンタジャパン申請の害虫抵抗性遺伝子組み換えトウモロコシ(Event 5307)の開放系での栽培にかかる意見募集を始めた。
- 遺伝子組換えダイズ、ワタ及びトウモロコシの第一種使用等に関する承認に先立っての意見・情報の募集(パブリックコメント)について
- 申請書(資料1)|申請書(資料2)|申請書(資料3)|学識経験者の意見(資料4)
GMイネの隔離圃場栽培で意見募集
文科省・環境省は3月16日、農業生物資源研究所より申請の遺伝子組み換え複合病害抵抗性イネ(6種類)の隔離圃場での栽培についての意見募集を始めた。この遺伝子組み換え複合病害抵抗性イネは、3種類のプロモーターを変えた2種類のGMイネで、いもち病原と白葉枯病に耐性を持たせたとしている。抗生物質耐性遺伝子を含んでいる。
複合GMコーン栽培 意見募集
農水省・環境省は3月12日、デュポンより申請の5品種の除草剤耐性と害虫抵抗性の 遺伝子組み換え トウモロコシを掛け合わせたGMトウモロコシの野外栽培について生物多様性に影響を与えないとして承認するための意見募集を始めた。
複合耐病性GMイネ 意見聴取
環境省は2月24日、農業生物資源研究所の申請による遺伝子組み換え複合病害抵抗性イネ(6種)の隔離圃場での野外栽培について学識経験者からの意見聴取会合を3月5日に開くと発表。20名程度傍聴可能。
- 研究開発段階の遺伝子組換え生物等の第一種使用規程承認に係る学識経験者からの意見聴取会合(平成23年度第3回)の開催について(環境省 2012年2月24日)
ジカンバ耐性GMワタ 隔離圃場栽培へ意見募集
環境省は1月17日、モンサント社申請による除草剤ジカンバ及びグルホシネート耐性の遺伝子組み換えワタ(MON88701)について、隔離圃場での栽培にかかる意見募集を始めた。