有機農業ニュースクリップ 遺伝子組み換え関連情報|作物



 ※2014年11月分から /2013年4月まで 遺伝子組み換え関連情報(旧)





■作物

2015-07-16

 豪州:コレステロール低下狙い βグルカン強化GM小麦を開発

 オーストラリア科学・工業研究機構(CSIRO)はこのほど、血中コレステロールを下げる効果のあるといわれる可溶性のベータグルカンを含む「健康に良い」遺伝子組み換え小麦を開発していると発表した。

 大麦やエンバク(オート麦)は可溶性のベータグルカンを含むのに対して、小麦は溶けにくいベータグルカンを含んでいる。CSIROの研究グループは、その可溶性の差が、ベータグルカン生成酵素の違いにあることを発見し、小麦が可溶性ベータグルカンを生成するようにエンバクの遺伝子を組み込んだGM小麦を開発した。このGM小麦が、エンバクのようなベータグルカンをつくり、ちゃんとパンにできるか確認するため試験栽培中だとしている。

 このGM小麦の商業栽培には、さらに5年かかると研究グループは見ているという。