※2014年11月分から /2013年4月まで 遺伝子組み換え関連情報(旧)
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■作物
2015-08-03
GMゴールデンライス:掲載誌が治験論文を撤回
ビタミンA欠乏症の予防を表看板にしたカロテン強化の #遺伝子組み換え ゴールデンライスの倫理規定違反の中国での治験が明らかになったのは2012年。この治験論文を掲載誌が撤回した。
論文を掲載したアメリカン・ジャーナル・オブ・クリニカル・ニュートリション誌は7月29日、撤回の理由として、論文著者が中国の倫理委員会の承認と治験に参加した子どもの親の承認を立証できていないこと挙げた。
この遺伝子組み換えゴールデンライスの治験は、米国・タフツ大学の研究グループが中国湖南省衡陽市で、健康な72人の6歳から8歳の児童を対象に行ったもので、グリーンピースの告発で明らかになった。
遺伝子組み換えゴールデンライスが、ビタミンA欠乏症予防を表看板としている以上、その効果を「証明」することが必要であり、今回の治験論文撤回で、ますます商業栽培開始は難しくなったと思われる。開発の国際稲研究所はまだ小規模試験栽培の段階で、反対に直面している。
GMゴールデンライスの商業栽培には、ゲイツ財団が約1千万ドルの資金援助をしたほか、ロックフェラー財団、ヘレン・ケラー財団、米国国際開発局などからも支援を受けている。
- American Journal of Clinical Nutrition, 2015-7-29 Retractions
- Retraction Watch, 2015-7-29 Golden rice paper pulled after judge rules for journal
- 【関連記事】No.542 明るみに出た GMゴールデンライスで人体実験