トップに戻る

有機農業ニュースクリップ 遺伝子組み換え関連情報|GMO Free



 ※2014年11月分から /2013年4月まで 遺伝子組み換え関連情報(旧)





■GMO-Free

2015-03-05

 米国マック 抗生物質フリーに切り替え rBSTミルクも排除へ

 米国マクドナルドは3月4日、同社の使用するチキンは全て #抗生物質 を使わない米国産に転換する発表。2年以内に全量を切り替える。この決定は米国のみであり日本では実施されない模様。米国では抗生物質耐性菌が問題となっている。

 米国マクドナルドは同時に、今年後半からGM牛成長ホルモンrBST(ポジラック)を使用しない牛の牛乳に切り替えることも発表した。非rBSTが消費者には重要なことだとした。GMによるrBSTはモンサントが開発したが、08年にこの事業を売却している。

 米国疾病管理予防センターによれば、米国では抗生物質耐性菌・スーパーバグによる患者は200万人、2万3千人が死亡し、医療費は200億ドルに上るという。

 米国マクドナルドはまた、持続的米国牛肉円卓会議への参加を明らかにした。