※2014年11月分から /2013年4月まで 遺伝子組み換え関連情報(旧)
新 着 情 報
- 【リンク】
- ニュースサイト(8)
- データベース(5)
- 承認リスト(10)
-
【食品】
- 安全性審査が終了し公表された遺伝子組換え食品及び添加物リスト
- 安全性審査が終了した遺伝子組換え食品及び添加物リスト(セルフクローニング、ナチュラルオカレンス、高度精製品)
- 安全性審査継続中の遺伝子組換え食品及び添加物リスト
- 食品安全委員会・評価書一覧
- 食品安全委員会・審議中の案件一覧
- 平成26年11月6日付けでカルタヘナ法に基づき承認・確認された遺伝子組換え生物のリスト(第一種使用規程)
- カルタヘナ法に基づく第一種使用規程が承認された遺伝子組換え農作物一覧(作物別、承認順)(平成26年11月6日現在)
- カルタヘナ法に基づく第一種使用規程が承認された遺伝子組換え樹木一覧(承認順)(平成26年11月6日現在)
- カルタヘナ法に基づく第一種使用規程の承認申請について学識経験者の意見の聴取を終えた審査中の案件一覧(平成平成26年11月25日現在)
- GMO品種一覧
【生物多様性】
【飼料】 - 資料サイト(5)
- 規制機関(15)
■昆虫
2015-03-31
GM蚊は不要 デング熱耐性細菌でウイルスを押さえ込む
デング熱に耐性のある細菌が共生する蚊により、デング熱が抑えられる可能性があるとする、ロンドン大学などの研究グループが発表した。3月18日、Science Translational Medicine誌に掲載された。
研究によれば、デング熱がまん延している状況で、抵抗力のある細菌ボルバキアwMelPopが共生するネッタイシマカが多く存在すれば、デング熱の拡がりを完全に阻止できることも示唆しているという。
遺伝子組み換え昆虫を開発しているオキシテック社は、遺伝子組み換えで不妊化した雄のネッタイシマカを放出し、ネッタイシマカを壊滅させる方法でデング熱を押さえ込むことができるとして、ブラジルなどで試験放出を行っている。2010年に試験放出を行ったマレーシアは、効果がないと判断したという。また、このGM蚊の放出により予期せぬ事態が起きる可能性がある、と研究者が警告している。しかし、ボルバキア菌の共生による方法では、こうした遺伝子組み換えによることなく押さえ込みが可能となる。
- Science Translational Medicine, 2015-3-18 Modeling the impact on virus transmission of Wolbachia-mediated blocking of dengue virus infection of Aedes aegypti
- Medエッジ, 2015-3-30 蚊の細菌がデング熱を完全阻止か、「ボルバキアwMelPop」の力
- Sputnik, 2015-3-21 GMO Mosquitoes May Have Unintended Consequences, Scientists Warn
-
【関連記事】
- マレーシア デング熱対策のGM蚊は効果なしと判断