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■医薬品

2014-12-27

 GMスギ花粉症緩和米:治験開始が明らかに

 12月27日付の朝日新聞によれば、農業生物資源研究所はGMスギ花粉症緩和米を花粉症患者30人に実際に食べて効果を確認したという。この実験では、毎日80グラムのGM花粉症緩和米を食べて、スギ花粉に反応する免疫細胞の増加を調べたもので、花粉症緩和米を食べた人の免疫細胞はほとんど増えない一方、食べない人の免疫細胞が3〜4倍に増えていた。副作用は見られなかったとしている。2013年12月から14年5月にかけて、慈恵医大などが実施したもの。

 このGM花粉症緩和米は、生物資源研と日本製紙、サタケが共同で開発しているもので、スギ花粉のアレルゲンを産生するGM米を毎日食べることで、スギ花粉に対する“減感作療法”としようとするもの。このGM花粉症緩和米の治験について、ようやくその一端が明らかになった。

 朝日の記事では、国立病院機構相模原病院の海老沢元宏アレルギー性疾患研究部長が「血液中の免疫細胞の増殖が抑えられても症状が抑えられるかどうかはわからず、この点の検証が必要だ」と語ったとしている。