有機農業ニュースクリップ 遺伝子組み換え関連情報|微生物



 ※2014年11月分から /2013年4月まで 遺伝子組み換え関連情報(旧)





■微生物

2015-07-30

 食品安全委員会 ノボザイムのGM微生物添加物を「安全」と評価

 食品安全委員会は7月28日、ノボザイムズの遺伝子組み換え微生物による6-α-グルカノトランスフェラーゼについて、従来の添加物と比較して新たに安全性を損なうおそれのある要因は認められなかったとして、「ヒトの健康を損なうおそれはない」とする健康影響評価を決めた。7月29日より意見募集を始めた。締め切りは8月27日。

 このGM微生物による6-α-グルカノトランスフェラーゼは、でんぷんの加工助剤として利用される添加物であり、従来のものと比べアミノ酸配列が異なるとしている。

 ノボザイムズの遺伝子組み換えによる6-α-グルカノトランスフェラーゼは、2010年からフランスで販売され、米国FDAはGRAS(一般に安全と認められる食品)リストの掲載しているとしている。