※2014年11月分から /2013年4月まで 遺伝子組み換え関連情報(旧)
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■微生物
2015-08-
砂糖から麻薬成分を生合成するGM酵母を作成
米国スタンフォード大学の研究グループは8月13日、砂糖から直接麻薬性鎮痛薬のヒドロコドンとテバインを生合成する2つの遺伝子組み換え酵母を発表。植物とラット、バクテリアなどの遺伝子を組み合わせ、微調整しパン酵母に組み込んだとしている。
ヒドロコドンを生合成には23個の遺伝子を、テバインには21個の遺伝子を組み込んだとしている。このGM酵母は、3〜5日で合成を終えるが、まだ合成される量はごく少ない。このGM酵母は培養槽での麻薬生産の可能性を示した。ス大の研究者も違法合成への懸念を認めている。
こうしたGM酵母を使った培養槽での麻薬成分の合成は、この5月、米国の研究チームがモルヒネなど鎮痛剤を精製可能とするGM酵母菌を作成したと発表している。
スタンフォード大学の発表では、同大の研究から抗マラリア薬のアルテミシニンを合成する #遺伝子組み換え 酵母により、この10年で生産量の3分の1がGM酵母製になったという。今後こうしたGM微生物製剤が増える可能性があるとしている。すでにアスパルテームなど添加物はGM微生物製が増えている模様。
- Stanford University, 2015-8-13 Stanford researchers genetically engineer yeast to produce opioids
- Science, 2015-8-13 Complete biosynthesis of opioids in yeast
- Medエッジ, 2015-8-22 酵母で「麻薬様物質」を作れる−米国スタンフォード大学