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■GM汚染

2015-03-19

 モンサント GM小麦汚染訴訟で和解

 モンサントは3月18日、2013年5月に見つかったGM小麦汚染に関して損害賠償を求められていた7つの訴訟で和解したと発表した。和解の詳細は明らかにされていないが、カンザス州など7つの州の農学校に、それぞれ5万ドルの寄付を行うというもの。モンサントにとっては「スズメの涙」にすぎない。

 モンサントは声明で、訴訟を長引かせるよりも、小麦産業の発展に寄与するこの和解が、関係者にとって最良のものと述べた。

 2013年5月、廃棄されたことになっていたモンサントの除草剤耐性GM小麦が自生しているのがオレゴン州の農場で見つかり、日本や韓国などが一時禁輸措置をとった。関係する小麦農家が、この禁輸による損害賠償を求めて提訴していた。

 昨年11月、別の集団訴訟では240万ドルの和解金の支払いで和解が成立していた。