有機農業ニュースクリップ 遺伝子組み換え関連情報|種子



 ※2014年11月分から /2013年4月まで 遺伝子組み換え関連情報(旧)





■種子

2015-05-29

 欧州特許庁 近くモンサントの野菜に特許を認める

 欧州特許庁(EPO)は近く、従来育種のトマト、カリフラワー、ニンジン、レタスなどの野菜に特許を多数認める模様。モンサントが約30、シンジェンタが約10。欧州などのNGOで構成されている No Patents on Seeds はEPOに対する反対署名を始めている。

 欧州特許庁は今年3月、従来育種のトマトとブロッコリーに対する特許を認める決定を下していた。こうした特許を認めることは巨大種苗会社による独占をより強化することになるとして、反対運動がおきている。EUの中でもドイツやオランダは、国内法で従来育種での特許を認めていないとしている。