※試行中です
新 着 情 報
- 【リンク】
- ニュースサイト(8)
- データベース(5)
- 承認リスト(10)
-
【食品】
- 安全性審査が終了し公表された遺伝子組換え食品及び添加物リスト
- 安全性審査が終了した遺伝子組換え食品及び添加物リスト(セルフクローニング、ナチュラルオカレンス、高度精製品)
- 安全性審査継続中の遺伝子組換え食品及び添加物リスト
- 食品安全委員会・評価書一覧
- 食品安全委員会・審議中の案件一覧
- 平成26年11月6日付けでカルタヘナ法に基づき承認・確認された遺伝子組換え生物のリスト(第一種使用規程)
- カルタヘナ法に基づく第一種使用規程が承認された遺伝子組換え農作物一覧(作物別、承認順)(平成26年11月6日現在)
- カルタヘナ法に基づく第一種使用規程が承認された遺伝子組換え樹木一覧(承認順)(平成26年11月6日現在)
- カルタヘナ法に基づく第一種使用規程の承認申請について学識経験者の意見の聴取を終えた審査中の案件一覧(平成平成26年11月25日現在)
- GMO品種一覧
【生物多様性】
【飼料】 - 資料サイト(5)
- 規制機関(15)
■添加物
2014-12-16
厚労省:GM微生物利用添加物1品種を承認
厚労省は12月15日、ノボザイムズ(デンマーク)の遺伝子組み換え微生物利用の添加物1品種を「食品として安全」として承認した。
このGM微生物利用のα-アミラーゼは、Bacillus subtilisMDT121株を利用して生産され、耐熱性の向上を目的としているという。食品安全委員会は9月、「従来の添加物と比較して新たに安全性を損なうおそれのある要因は認められなかった」とする健康影響評価を決めていた。
このα−アミラーゼは、製パンの際のパンの老化防止のためパン生地に添加されたり、デンプンからデンプン糖を製造するために用いられる。その活性は、最終段階で高温により失われるとしている。
このα−アミラーゼは、従来の添加物と異なった構造となっている。アミノ酸が4個置換され、従来の添加物と比較して耐熱性が向上しているという。組み込まれた遺伝子は人工的に合成されたものであるが、これによる問題はないとしている。
このα−アミラーゼは、2009年から欧州で販売されているほか、オーストラリア、ブラジル、中国などでも食品添加物として承認されているという。
承認後、実際の製品では表示の必要はなく、このGM添加物が使われたとしても消費者には分からない。