有機農業ニュースクリップ 遺伝子組み換え関連情報|添加物



 ※2014年11月分から /2013年4月まで 遺伝子組み換え関連情報(旧)





■添加物

2015-08-

 厚労省 味の素のグルタミルバリルグリシンの審査終了

 厚労省は7月31日、味の素の遺伝子組み換え微生物を使った添加物・グルタミルバリルグリシンを高度精製品で安全としてリスト「安全性審査の手続を経た遺伝子組換え食品及び添加物一覧」に追加した。別のGM菌株によるグルタミルバリルグリシンは、すでに4月にリストの掲載されている。

 このグルタミルバリルグリシンについて食品安全委員会は7月28日、高度精製品であり「評価不要」として、厚労省への通知を決めていた。

 味の素によれば、このグルタミルバリルグリシンは「初めて工業化に成功した」「帆立貝や本醸造醤油などに含まれるコク味物質」という。グルタミルバリルグリシンは、2014年に厚労省が食品添加物として認可している。