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有機農業ニュースクリップ 遺伝子組み換え関連情報|スーパー雑草・バグ



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■スーパー雑草・バグ

2014-11-18

 Bt遺伝子組み換え作物に耐性持つ害虫、米南東部で確認

Bt遺伝子組み換え作物に耐性持つ害虫、米南東部で確認  米国東部で、トウモロコシの害虫であるアワヨトウムシが、害虫抵抗性Bt遺伝子組み換えトウモロコシに対する耐性を強めていると、ルイジアナ州立大学などの研究グループが11月17日、PLOS One に発表した。問題のBtトウモロコシは、ダウ・アグロサイエンスとデュポンが開発したBt遺伝子Cry1Fを組み込んだ品種。

 研究者は、このアワヨトウムシの抵抗性が強くなっていることは、GMO作物バイオテクノロジーの持続可能性にとって長期的に「大きな脅威」だと指摘した。

  研究者のドミニク・ライシッヒは、スーパー雑草のようにスーパー・バグがトウモロコシをむさぼり始めているとして、隔離用の非GM品種の栽培面積を増やさざるを得なくなり、おそらく農薬の使用量も増加すると指摘した。

 また、複数のBtによるGMトウモロコシは、まだ効果があるものの、いつまでその効果が続くか分からないとしている。

 この抵抗性の獲得に、ダウ・アグロサイエンスは「重大な問題ではない」とし、デュポンは、Cry1Fはまだ有効だとした。

 しかし、昨年8月にはイリノイ州で、米国のトウモロコシの最大の害虫である根切り虫(Western corn rootworm)が害虫抵抗性GMトウモロコシが産生するBt毒素のCry3Bb1に抵抗性を持ったようだとする研究が明らかになった。今年1月、アイオワ州立大学の研究グループが、アイオワ州で根切り虫がBt毒素のCry3Bb1とmCry3Aに抵抗性を強くしていると明らかにしている。