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■全般

2014-12-08

 EU議会 GM規制の“自由化”へ合意 1月に正式議決へ

 EU議会は3日、加盟各国が遺伝子組み換え作物栽培の規制・禁止を決定できるとするEU指令の改正で合意。1月の本議会で議決される模様。これまではEU一律の規制で、これによりGM作物承認が進むとの見方もでている

 欧州緑の党やグリーンピースは、遺伝子組み換え指令の改正で、各国政府に対するGM企業の栽培圧力が強まることを警戒している。この改正が「トロイの木馬」との評価もある。

 これまでEU指令に反する形で自国内の遺伝子組み換え作物栽培禁止に動いてきたイタリア、フランスなどは、このEU指令改正合意を歓迎している。11月のEU議会環境委員会でのEU指令改正議決の後、ドイツ、ブルガリアは栽培禁止継続の方針を明らかにしていた。

 このEU指令改正合意を受けて、遺伝子組み換え推進のEuropaBioは、「作らないための合意」だとし「欧州の農民は選択の自由を失った」との声明を出した。

 RT.com によれば、モンサントはこの合意に関し、モンサントの欧州での種子売上げの99.5%が非GM種であり、その点ではモンサントはGM企業ではないと述べたという。EU域内に、合法的な栽培禁止が導入されたとしても、モンサントの欧州ビジネスにはまったくといって影響を及ぼさないということである。言い換えれば、これまでの欧州におけるGM栽培反対の運動が、それほどまでにGM作物栽培を許してこなかったということでもある。欧州で栽培が認められているGM作物は、モンサントのGMトウモロコシ・MON810だけである。