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■全般

2015-03-

 EU理事会 新たなGM規制指令を正式決定 各国の裁量へ

 EU理事会は2日、遺伝子組み換え作物栽培の可否を加盟各国の裁量に任せるとするEU指令の改正を正式に決定した。1月13日にEU議会が議決していたもので、EU官報掲載20日後に発効する。

 モンサントは昨年、EUに申請していた全てのGM作物栽培申請を取り下げたが、シンジェンタやパイオニアなどの申請がまだ残っている。各国政府に対し栽培許可を求めるGM企業の圧力が強まると見られている。

 このEU指令がEU域内でのGM作物栽培の拡大を危惧した欧州緑の党は、EU議会の議決で反対した。EU理事会の決定を受けて、FoE欧州は、全てのEU加盟国がGM作物栽培を禁止するよう要求する声明を出した。