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有機農業ニュースクリップ 遺伝子組み換え関連情報|全般



 ※2014年11月分から /2013年4月まで 遺伝子組み換え関連情報(旧)





■全般

2015-04-30

 農業生物資源研究所 今年度のGM作物試験栽培計画を公表

 農業生物資源研究所(生物研)は4月27日、今年度の遺伝子組み換えイネなどの試験栽培計画を公表した。合わせて、5月14日に同研究所(つくば市)で説明会(事前申込が必要)を開くと発表した。

 生物研が試験栽培する遺伝子組み換え作物は、大別して複合耐病性GMイネ、開花期制御GMイネ、デュポンの高オレイン酸含有及び除草剤耐性ダイズ、シンジェンタの害虫抵抗性・除草剤耐性GMトウモロコシ(スイート種)の4つになる。

 生物研の発表によれば、つくば市内の2箇所の隔離圃場(計6.5a)で試験栽培される複合耐病性遺伝子組み換えイネは、生育特性、収量特性及び複合病害抵抗性を評価し、最も良好な形質のものの選抜と生物多様性影響評価等のデータを収集が目的だとしている。

 つくば市内の生物研の隔離圃場1.1aで試験栽培される高オレイン酸含有・除草剤耐性遺伝子組み換えダイズは、デュポンの305423系統とMON4032(モンサントのラウンドアップ耐性品種)の掛け合わせ品種で、雑草防除における効果の評価・検討が目的だとしている。

 つくば市内の生物研の隔離圃場1.7aで試験栽培されるシンジェンタの害虫抵抗性・除草剤耐性遺伝子組み換えトウモロコシはスイート種で、害虫防除における効果の評価・検討が目的だとしている。


 隔離圃場での試験栽培がおこなわれる生物研があるつくば市は2006年9月、消費者の安全への不安や栽培による風評懸念に「遺伝子組換え作物の栽培に係る対応方針」を策定し、事前の届出や周辺の農業者や住民への情報公開を「指導」するとしている。罰則付きの条例のような規制力のあるものではなく「お願い」レベルであり、GM作物を栽培したとしても罰することはできない。