最終更新日:2007年2月5日
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2007年2月

2007.02.05 No.420
■北海道GMコンセンサス会議 提言集約できず

 北海道では昨年11月より、遺伝子組み換え作物栽培規制条例に基づいて一般公募の委員15名による「道民コンセンサス会議」が4回にわたって開かれてきた。この中で昨年12月、北海道におけるGM作物栽培の妥当性について議論する上で「鍵となる質問」として次の22項目をまとめ公表している。

 (1)食品としての安全性

  • 慢性毒性が試験免除されている理由はなんですか。
  • 遺伝子組換え食品は精神面(閉じこもり、いじめ、キレルなど)への影響はないのですか。
  • アトピーやアレルギーで悩む方が多い中、遺伝子組換え作物によるアレルギーの出現はないのですか。具体的事例はないのですか。
  • 実質的同等性について疑問があるので、もう一度情報提供をお願いします。
  •  ・安全性の基準については、現行の基準で充分なのですか。
  • 許可されていない遺伝子組換え食品(スターリンク)が流通したことがあるが、管理体制は大丈夫なのですか。

 (2)表示

  • 国によって、遺伝子組換え作物の混入率の食品表示が違うのはなぜで すか。諸外国における表示の仕方や基準はどのようになっていますか(農作物以外の遺伝子組換えの表示の有無も含めて)。
  • 醤油や食用油などは、なぜ原料に遺伝子組換え作物を含むかどうかを表示しなくてよいのですか。
  • 今後、遺伝子組換え作物の餌で育てた畜産物や水産物、林産物等について表示されることが検討されていますか。

 (3)自然・環境への影響

  • 在来種との交雑が起きることによる生態系への影響はありますか。
  • 道条例の交雑防止の隔離距離を国の基準の倍にしたのはなぜですか。
  • 交雑を完全に防止するのは可能ですか。
  • 過去、遺伝子組換え作物を栽培した土地で、他の作物を栽培しても影響はなかったのですか。
  • 実際に遺伝子組換え作物栽培のあとで耐性雑草の出現はありましたか。
  • もともと除草剤散布が少なかった地域に遺伝子組換え作物が入ってきたら、除草剤散布が多くなる可能性はありませんか。

 (4)遺伝子組換え技術そのもの

  • 遺伝子組換え技術は、真に持続可能な農業技術といえるのですか(収量、コスト、安全性、環境)。(第1回の情報提供において遺伝子組換え作物の栽培が3年を超えると収量が減るとか、農薬散布が多くなるという話を聞きましたが、具体的データはあるのですか。)
  • 現在の農薬耐性作物やアレルギー緩和米以外に研究は進んでいますか。
  • 遺伝子を操作し種の壁を超えることに不安を感じる声があるが、どうお考えですか。
  • 道内の開放系栽培を、道は今後許可する予定はありますか。
  • 都府県における遺伝子組換えの試験栽培の現状と結果及び今後の計画を教えてください。

 (5)第三者機関による安全性評価の方法

  • 内閣府に組織されている食品安全委員会と遺伝子組換え食品等専門調査会の構成メンバー、仕事の内容を教えてください。
  • 遺伝子組換え作物の安全性を確認する分析方法は、現状のままでよいと思いますか。
  • 遺伝子組換え作物の安全性評価を、第三者的な立場から公正に担える機関は、現在、日本にありますか。もし、ない場合、新たにそうした第三者機関をつくるとして、どのような構成・仕組みにするのがよいと考えますか。

 ・遺伝子組換え作物コンセンサス会議, 2006-12-16

 第4回のコンセンサス会議が2月3,4日と開かれ、提言をまとめることになっていたが、意見集約ができず次の4案併記となったと、2月5日の北海道新聞が報じている。

 1.グリーン農業を掲げており、栽培には慎重でなければならない
 2.農業経営者の負担軽減などから、導入が望ましい
 3.栽培は必要か否かすぐに結論が出ないため、今後も徹底的に議論する
 4.栽培するかどうかの選択は先送りする

 その上で、コンセンサス会議による道への提言は、

 「現時点では消費者の理解を得られていないこともあり、道として結論を急がない」

 となったとしている。

 ・北海道新聞, 2007-2-5

 コンセンサス会議の提言そのものや、これに関する北海道の見解はまだ明らかにされていないようである。

 ・北海道