最終更新日:2007年2月26日
2007年
 08年 09年 10年 11年 12年
 13年 14年> 15年 16年 17年

2007年2月
123
45678910
11121314151617
18192021222324
25262728
2007.02.28 No.435
2007.02.26 No.434
2007.02.25 No.433
2007.02.23 No.432
2007.02.22 No.431
2007.02.21 No.430
2007.02.20 No.429
2007.02.17 No.428
2007.02.16 No.427
2007.02.15 No.426
2007.02.11 No.425
2007.02.08 No.424
2007.02.07 No.422
2007.02.06 No.421
2007.02.05 No.420
2007.02.04 No.419
2007.02.02 No.417
2007.01.31 No.416
2007.01.30 No.415
2007.01.29 No.414
2007.01.27 No.413
2007.01.26 No.412
2007.01.25 No.411
2007.01.24 No.410
2007.01.22 No.409
2007.01.19 No.408
2007.01.18 No.407
2007.01.17 No.406
2007.01.15 No.405
2007.01.12 No.404
2007.01.10 No.403
2007.01.05 No.402
2007.01.04 No.401
2007.01.03 No.400
2007.01.01 No.399
2007年2月

2007.02.26 No.434
■中国、GM米の商業栽培を4度棚上げ

 2月25日の新華社は、中国・全国遺伝子組み換え食物安全委員会は昨年11月、安全性のデータの不足を理由に遺伝子組み換え米の商業生産の許可を棚上げしていたと報じた。この棚上げは、2004年以来少なくとも4回目となるという。その一方で、害虫抵抗性GM米の試験栽培については許可したとしている。中国科学アカデミーの科学者は、中国で開発中の害虫抵抗性GM米は、農薬を80%減らし。生産量は6%上がるとしている。しかし、中国の環境保護部門の専門家は、害虫耐性遺伝子が変異して、生態系や食物連鎖に影響を及ぼすかもしれないと言う。

 ・新華社, 2007-2-25

 中国は、公式には遺伝子組み換え米の商業栽培を許可していない。この数年、中国はGM米の商業栽培に舵をきるというニュースが飛び交ってきたが、その報は、ことごとく裏切られてきた。中国も、公式的にはGM米の商業栽培にはかなり慎重なようだ。しかし、研究機関から流出したGM米による汚染は世界的になってきた。昨年9月にはヨーロッパで見つかり、つい最近には日本でも見つかっている。

 モンサント社は2004年、日本を含む多くの消費者や、売れなくなることを危惧する生産者の反対によりGM小麦の商業化を断念している。2006年8月には、試験栽培されていたGM米の“流出”が広範な米国産米のGM汚染を引き起こし、日本や欧州での米国産米輸入禁止を招いている。こうした状況では、今のところ、まだ、米や小麦といった「主食穀物」へのGM商業化にはかなりの抵抗があり、簡単には商業化には踏み切れないだろう。しかし、米国小麦委員会などは、フザリウム抵抗性小麦の導入に積極的な姿勢を見せているという報が続いている。安心は出来ないだろう。