最終更新日:2007年5月10日
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2007年5月

2007.05.10 No.455
■「感染性確認できず」と朝日新聞 米国産牛肉無条件解禁へ先走り

 朝日新聞は5月9日、2003年U発見された21ヶ月齢と23ヶ月齢のBSE感染牛の脳を使ったマウスでの感染試験で感染性が確認できなかった、と報じた。これは、厚労省の研究班の行った試験について報じたもの。詳細は明らかにされていない。

 朝日新聞は、この感染性が確認できなかったことをもって「条件緩和を求める米国との交渉に大きな影響を与えそうだ」と早々と露払いを始めた。しかし、20ヶ月齢で感染性がないということと、「米国産牛肉が安全」であることはイコールではない。米国産牛肉に関しては、飼料規制は不完全であり、特定危険部位を含んだ肉骨粉が豚やニワトリ、ペットのえさとして流通している。交差汚染の可能性を残したままである。2009年から導入するとされた牛の個体識別は、業界の反対により義務化が見送られた。さらには、米国のBSE検査体制自体が縮小され、先ごろは受託業者の検体取替えが明らかになっている。そもそも、危ない牛は検査もされず牧場に埋められているといわれているぐらいである。こうした状況が、果たして米国産牛肉が安全であるということになるのか、はなはだ疑問である。

 ・朝日新聞, 2007-5-9  ・農業情報研究所(WAPIC), 2007-5-9