最終更新日:2007年6月3日
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2007.06.03 No.467
■「次世代」GM作物 ジカンバ耐性はスーパー雑草を解決するか

 除草剤耐性の遺伝子組み換え作物の商業栽培が始まって10年、世界各地でグリホサート系のラウンドアップなどの除草剤の効かないスーパー雑草の出現が問題となっている。ネイチャーは5月24日、これまでグリホサート系除草剤とは異なる有機塩素系除草剤ジカンバに耐性のある「次世代」遺伝子組み換え作物の開発について報じた。このジカンバ耐性作物により、現在、グリホサート耐性雑草に直面している農家に新たな選択肢を提供するとしている。

 ネブラスカ大学の研究者らは、土中微生物からジカンバを分解して植物に無害な化合物に変換する酵素を発見し、この酵素の耐性遺伝子を大豆やトマトに導入して、いずれもジカンバに耐性を示したという。この技術は、すでにモンサントに供与され、同社は、3年から7年でジカンバ耐性大豆が商業化でき、そのあとワタでの商業化を期待しているという。

 ジカンバは化学的に安定で、数ヶ月で分解され環境負荷が少ないという。しかし雑草研究者は、ジカンバは半径500メートルにわたって近隣に拡散し、その範囲の植物を枯らすという。さらに、ジカンバ耐性雑草が生ずる可能性は非常に少ないだろうが、このことは、当初、グリホサートについていわれていたことだ、と指摘している。

 ・Nature News, 2007-5-24

 このジカンバ耐性大豆についてモンサント社は2006年8月、次世代プロジェクトの中間成果として明らかにしている。そこでは、発芽前後で除草剤散布ができ、より柔軟な除草作業が可能となるとしている。2006年では、まだ、「フェーズ2(Phase 2:実験室及び圃場試験の実施の段階)にあるとしている。

 ・モンサント, 2006-8-16