最終更新日:2007年6月11日
2007年
 07年 08年 09年 10年 11年
 12年 13年 14年 15年 16年
 17年 18年 19年

2007年6月
12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930
31
2007.06.26 No.479
2007.06.25 No.478
2007.06.24 No.477
2007.06.21 No.476
2007.06.20 No.475
2007.06.17 No.474
2007.06.13 No.473
2007.06.11 No.472
2007.06.10 No.471
2007.06.09 No.470
2007.06.08 No.469
2007.06.05 No.468
2007.06.03 No.467
2007.05.31 No.466
2007.05.28 No.465
2007.05.23 No.464
2007.05.22 No.463
2007.05.19 No.461
2007.05.19 No.460
2007.05.18 No.459
2007.05.15 No.458
2007.05.14 No.457
2007.05.12 No.456
2007.05.10 No.455
2007.05.09 No.454
2007.05.08 No.453
2007.05.07 No.452
2007.05.06 No.451
2007.05.05 No.450
2007.05.03 No.449
2007.05.02 No.448
2007年6月

2007.06.11 No.472
■米国の研究所 人造遺伝子で生命特許を出願

 ETC Groupは6月7日、J. Craig Venter Institute, Inc.が米国で出願した特許について非難する生命を発表した。ETC Groupによれば、「最小の細菌遺伝子(Minimal bacterial genome)」と題したこの特許は、世界初の人工生命体だという。

 Venter研究所の米国特許(US Patent application 20070122826)は、2006年10月に出願されたもので、一連の基本的な遺伝子と、これらの遺伝子を使って作られる人工の“成長し、複製を作ることの出来る生命有機体”の独占的な権利を主張している。Venter研究所はまた、国際特許を世界知的所有権機関(WIPO:World Intellectual Property Organization)に出願したという。

 この特許明細を調べた専門家によれば、この明細書の言葉の使われ方から、出願時点(2006年10月)では、まだ完全に機能している人工生物は完成していなかったとしている。しかし、それから8ヶ月を経過し、どの程度まで進んでいるか断定できないいう。また、この特許にかかわる研究には一部、米国エネルギー省が資金を提供しており、安価なエタノールないしは水素の製造のキー技術でありえるという。

 ・ETC Group, 2007-6-7  ・US Patent & Trademark Office