最終更新日:2007年7月1日
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6月25日のAFPによれば、シンジェンタ社と中国科学院傘下のバイオ研究所は、5年間の遺伝子組み換え作物開発の共同プロジェクトを開始したという。この共同プロジェクトは、干ばつ耐性を含むトウモロコシ、大豆、小麦、テンサイ、サトウキビについて遺伝子組み換え品種の開発を行うとしている。このプロジェクトの成果に基づきシンジェンタ社は、開発品種の商業化の権利を持つともしている。
・AFP, 2007-6-25このプロジェクトの開発対象作物には小麦が含まれている。世界的には2004年、モンサント社の除草剤耐性のGM小麦の商業化が頓挫した。しかし、米国の小麦業界はフザリウム耐性GM小麦の商業化を諦めていないし、オーストラリアでは2007年から干ばつ耐性のGM小麦の試験栽培が始まっている。米とともに主食作物である小麦にも遺伝子組み換えの動きが急になってきている。