最終更新日:2007年8月14日
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2007年8月
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2007.08.22 No.486
2007.08.19 No.485
2007.08.16 No.484
2007.08.14 No.483
- ダイオキシンに汚染されたグアーガム 原料はインド産
- 食品から摂取するダイオキシン類は1.04pg-TEQ 2006年度調査結果
- ダイオキシン被害は終わらない 9月に国際フォーラム開催
- “未承認GMトウモロコシの混入”を回避 MIR604承認へ
2007.08.12 No.482
2007.08.06 No.481
2007.07.01 No.480
2007.06.26 No.479
2007.06.25 No.478
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2007.06.20 No.475
2007.06.17 No.474
2007.06.13 No.473
2007.06.11 No.472
2007.06.10 No.471
2007.06.09 No.470
2007.06.08 No.469
2007.06.05 No.468
2007.06.03 No.467
2007年8月
2007.08.14 No.483
■食品から摂取するダイオキシン類は1.04pg-TEQ 2006年度
厚労省は8月6日、2006年度のダイオキシン類の摂取量についての研究結果を公表した。これによれば、平均的な食生活の場合、食品から摂取するダイオキシン類の1日摂取量(推定)は、2006年度には体重1kgあたり平均約1.04pg-TEQであるとしている。この値は、耐容1日摂取量(TDI:人が一生涯にわたりその量を取り込んでも健康に対する有害な影響が現れないと判断される1日あたり、体重1kgあたりの量)の4pg-TEQより低く、ここ数年と同レベルであるとしている。
同時に公表された生鮮魚介類と鶏卵のダイオキシン類の濃度(1gあたり)は、0.001〜27.092pg-TEQで、最も高かったのは輸入のあんこうの肝だったとしている。
・厚労省, 2007-8-6
●TEQ(Toxic Equivalent Quantity、毒性等量):毒性の強さを加味したダイオキシン量の単位。ダイオキシン類は通常、毒性強度が異なる異性体の混合物として環境中に存在する。毒性の強さはそれぞれ異なるため、量を単純に合計しても、その合計量で毒性の影響を評価できない。そのため、ダイオキシンでは、各異性体の量にそれぞれの毒性の強さの係数(TEF)を乗じた値の総和である毒性等量(TEQ)として表わす。