最終更新日:2007年12月14日
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2007.12.14 No.496
2007.10.16 No.495
2007.10.09 No.494
2007.10.04 No.493
2007.09.28 No.492
2007.09.24 No.491
2007.09.23 No.490
2007.08.29 No.489
2007.08.25 No.488
2007.08.24 No.487
2007.08.22 No.486
2007.08.19 No.485
2007.08.16 No.484
2007.08.14 No.483
- ダイオキシンに汚染されたグアーガム 原料はインド産
- 食品から摂取するダイオキシン類は1.04pg-TEQ 2006年度調査結果
- ダイオキシン被害は終わらない 9月に国際フォーラム開催
- “未承認GMトウモロコシの混入”を回避 MIR604承認へ
2007.08.12 No.482
2007.08.06 No.481
2007年12月
2007.12.14 No.496
[有機農業]
■有機JAS制度の規制強化か?
農水省は12月14日、有機JAS制度の認定の仕組みについて全面的な検証を行い、必要な見直しを行うことを目的とする「有機JAS規格の格付方法に関する検討会」の設置を明らかにした。検討会の設置について農水省は、有機JAS制度は消費者の認知度も上がってきている一方で不正な格付がみられることを理由としている。
今回の検討会で行う検証として、認定機関の業務、検査員資格、認定事業者の活動の3点を挙げている。人選中の検討会の委員は10名程度で、来年1月より始めて夏ごろを目途にとりまとめを行うとしている。
・農水省, 2007-12-14今年に入って明らかになった有機JASの不正格付としては、認定事業者のルーツファーム千葉が認定されていない圃場で生産した野菜に有機JASマークを付けて販売していた(2007年2月)、あるいは大規模有機米生産農家が化学肥料入りの床土を使用しながら有機JASマークを貼っていた(2007年9月)などがある。今回の検討会の着地点はまだ明らかではないが、こうした不正格付防止に大幅な規制強化も予想される。昨年末に制定された有機農業推進法による具体的な施策に対し、概算要求で約5億円規模の予算措置が講じられようとしている。この検討会が有機JASの制度的な縛りの強化に踏み出した場合、こうした有機農業推進の流れに逆行することになるだろう。
・農水省, 2007-2-5 ・農水省, 2007-9-13