最終更新日:2012年9月23日
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2012年9月の農と食

2012.9.23 No.545
■GMコーンの長期給餌試験
    早期死亡と多発する腫瘍

 遺伝子組み換え作物の健康影響評価は、通常は90日の急性試験で済まされている。フランスのカン大学の研究者らのグループは、モンサントのラウンドアップ耐性GMコーン(NK603)とラウンドアップについて、ラットに対する2年間の長期給餌試験をおこない、その結果を9月19日に公表した。研究結果は『Food and Chemical Toxicology』に掲載された。



2012.9.19 No.544
■顕在化してきたチェルノブイリの放射能汚染

 2012年4月、福島原発事故を受けた食品の放射能汚染の新基準値が施行(一般食品100ベクレル/キログラム)された。これ以降、輸入食品の中から、チェルノブイリ原発事故由来の放射能汚染が顕在化してきた。


2012.9.5 No.542
■明るみに出た GMゴールデンライスで人体実験

 グリーンピースは8月31日、β−カロテンを強化した遺伝子組み換えのゴールデンライスの人体実験が、2008年に中国で行われたとの論文が見つかったと発表した。問題の論文は7月に、アメリカン・ジャーナル・オブ・クリニカル・ニュートリションで発表された。



2012.9.2 No.541
■地域で食べて継ぐ在来野菜
『よみがえりのレシピ』
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 2007年ごろから『いのちの食べ方』や『キング・コーン』などの「食」をテーマとする“告発型”の作品が公開され、ブームとなった。山形県出身の渡辺智史監督は、こうした作品に違和感を覚えたという。そんなとき出会い感動したのが、故郷の在来野菜に光をあてた『どこかの畑の片すみで』だった。すぐに、引っ越したばかりのアパートを解約し山形に戻る。そして、多くの“市民プロデューサー”などの支援を受けて、山形県に残る多くの在来野菜とそのタネと、それを次の世代につなぐ人たちに光を当てたドキュメンタリー『よみがえりのレシピ』を制作した。