最終更新日:2013年3月16日
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[遺伝子組み換え]
■GMイネに注力する農業生物資源研究所
農業生物資源研究所は3月6日、同研究所の隔離圃場において遺伝子組み換えの開花期制御イネの栽培を6月上旬から行う予定と発表した。このGMイネは、3月6日に専門家の意見聴取が行われた模様だが、まだ申請書などは公表されていない。
・農業生物資源研究所, 2013-3-6この3月6日の「研究開発段階の遺伝子組換え生物等の第一種使用規程承認に係る学識経験者からの意見聴取会合(平成24年度第2回)」では、3種類の遺伝子組み換えイネ(計12品種)の審議が予定されていた。
・環境省, 2013-2-21つくば市には農業生物資源研究所より、隔離圃場における遺伝子組み換えの開花期抑制イネ、カルビンサイクル強化イネなどの栽培計画が通知されている。つくば市が「遺伝子組換え作物の栽培に関する情報」で公開している。
・つくば市これらによれば、GMイネに注力している農業生物資源研究所によるつくば市内の隔離圃場における13年度の遺伝子組み換えイネの栽培は、スギ花粉症緩和イネなど合計13品種に及ぶ可能性がある。他にGMダイズとGMトウモロコシの展示栽培を予定している。
・農業生物資源研究所, 2013-1-24農業生物資源研究所は05年2品種、07年に1品種の遺伝子組み換えイネの同研究所内の圃場に限定した屋外栽培と保管・運搬・廃棄の承認を得ている。スギ花粉ペプチド含有GMイネについては精米までの加工も承認されている。
・農業生物資源研究所, 2007-1-17農業生物資源研究所は他に、遺伝子組み換えイネ7品種(スギ花粉症治療イネ1品種、複合病害抵抗性イネ6品種)について、同研究所内の隔離圃場での栽培承認を得ている。複合病害抵抗性イネは、かつて北陸研究センターで屋外栽培され消えたディフェンシンGMイネの”後継品種”にあたる。
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