最終更新日:2013年3月18日
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■貧困と食品企業の『ブランドの裏側』

 貧困撲滅に活動している国際NGOのオックスファムはこのほど、世界の10大食品・飲料企業(ネスレ、コカ・コーラ、ダノン、ケロッグなど)についてのレポート『ブランドの裏側』を公表した。

 オックスファムは、貧困対策には食品・飲料企業による、農業労働者や環境への関与の仕方が重要な要因であるとし、各社の小農民、農場労働者、水、土地、気候変動、女性の権利、透明性という7つの項目ごとに10点満点で採点し分析した。

 この中で、世界的には、15億人の生産者と70億人の消費者との間に介在する500社の食品企業が流通の7割をコントロールしていると分析している。今回の分析の対象となった10社のの規模の合計は年間400億ドルで、日銭約10億ドル(約1兆円)に達している。また、日本でもなじみのあるブランドを含む多くのブランドを各社が所有している。

 オックスファムの採点では、70点満点でネスレの38点が最高で、まだまだ低いレベルにある。オックスファムは提言で、食品・飲料企業が透明性を高め、農業生産や材料調達にかかる不公正な状況の改善に対する関与の必要性などを指摘している。

 ・Oxfam, 2013-2-26

  Behind the Brands(ウェブサイト)
  レポート本文(PDF)   採点結果   分析方法   採点表(詳細)
 ※オックスファム:
  貧困に対する支援だけではなく、貧困そのものを根本的に撲滅しようとする国際NGO。