最終更新日:2013年4月15日
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[BSE]
■厚労省:今度はブラジル産牛肉輸入再開へ

厚労省は4月12日付けで食品安全委員会に対して、ブラジルからの30ヵ月齢以下牛肉輸入に関する食品健康影響評価を依頼した。ブラジル産牛肉に関して食品安全委員会は2010年2月、「ブラジルでBSE発生の可能性なし」とする評価を行っていたが、2012年12月、ブラジル初のBSE牛が見つかっため、厚労省は、ブラジル産牛肉の輸入を禁止する措置をとっていた。
4月12日の日本経済新聞によれば、厚労省はブラジル産牛肉輸入再開の方針を決めたという。今回の諮問は、輸入再開へ向けた国内手続きであり、食品安全委員会で、ブラジルより提出された資料により、厚労省の示した輸入条件が妥当か審査のうえ輸入再開が図られることとなる。
2月には、米国などの輸入条件が、20ヵ月齢から30ヵ月齢以下に緩和されたばかり。また、食品安全委員会は4月8日、プリオン専門調査会の取りまとめたBSE対策の検査月齢を48ヵ月齢以上に引き上げる規制緩和を盛り込んだ評価書(案)を正式に決定し、意見募集を始めている。今回のブラジル産牛肉輸入再開への動きは、異様とも思えるほど早い。
・厚労省, 2013-4-12 ・日本経済新聞, 2013-4-12