最終更新日:2013年7月18日
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[遺伝子組み換え]
■イタリア:GMトウモロコシ禁止へ セーフガード発動
イタリア政府は7月12日、モンサントの遺伝子組み換えトウモロコシMON810についてセーフガードを発動し、イタリア国内における栽培禁止を決定、EU当局に通知した。この決定は18カ月限定。EUのセーフガードは、承認されている遺伝子組み換え作物などに対して、加盟国が提出した新たな証拠に基づき、欧州食品安全機関(EFSA)が審査中、一時的に制限や禁止できるというもの。新たな“証拠”は明らかにされていないが、イタリア農業省は生物多様性への悪影響を懸念しているという。
イタリア最大の農民グループ Coldirettiによれば、最新の調査ではイタリア人のほぼ80%が禁止を支持しているという。こうした圧倒的な反対の中、一部の農家がこの6月に栽培を強行していた。イタリア政府の決定は、こうした栽培を危惧しての緊急的な措置のようだ。
EU域内では2012年、スペインなど5カ国の約13万ヘクタールでGMトウモロコシ・MON810が栽培された。
・Reuters, 2013-5-12 ・Epoch Times, 2013-5-15