最終更新日:2013年10月8日
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2013.10.08 No.584
■FAO:廃棄食料は13億トン 7500億ドルの損失

 FAO(国連食糧農業機関)は9月11日、世界で生産される食料の約3分の1に当たる13億トンが無駄に廃棄され、この経済的損失は7500億ドル(75兆円)に上るとする報告書を公表した。

 この廃棄食料の生産には、ロシアのボルガ川の年間水量に相当する水を使い、廃棄により33億トンの温室効果ガスを発生させているとしている。FAOはまた、8億7千万人が飢餓状態にあるとき、この食料廃棄は許されないとした。

 この食料廃棄の54%が生産段階で、46%が流通と消費段階で発生していると分析している。途上国では、生産・流通のインフラなどに問題があり、先進国では、消費段階での消費期限切れや外観上の問題による廃棄が大きな問題としている。

 ・FAO, 2013-9-11