最終更新日:2013年11月02日
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2013.11.02 No.589
■中国各地でGM米試食キャンペーン
 1000人以上が試食

 10月21日の新華社によれば、今年5月より中国各地20以上の都市で、ゴールデンライスを含む遺伝子組み換え米の試食イベントが開かれ、すでに1000人以上が参加したという。中国政府の関与には触れていないが、こうしたイベントを通してGM米への懸念を払拭しようとしているという。参加者はインターネットでの募集に応募した人たち。

 湖北省武漢の華中農業大学で行われた試食イベントでは、ゴールデンライスを含むGM米のケーキと粥が供された。味についての評価はない。このイベントについて、遺伝子組み換えが専門のヤン教授(華中農業大学生命科学学部)は「GM食品を大衆化する最良の方法」「GM食品への疑念を払拭し、一般市民に受け入れられるようになる」と語ったという。

 しかし、こうしたキャンペーンが、健康リスクと環境影響を懸念するGM批判者を納得させたわけではない、とも新華社は伝えている。武漢市のある教師は、「知っていることより、知らないことの方がはるかに多い。科学者の知識も限られている」と語っている。

 ・新華社, 2013-10-21 (英語サイト)

 GM米の認可に慎重に見えた中国政府は2009年11月、武漢農業大学で開発された2種類の害虫抵抗性Bt米を承認している。しかし、このBt米に関して、商業栽培が始まったとの報はまだない。この武漢農業大学のGM米は外部に“流出”し、周辺に広まっていると見られている。欧州や日本でも、Bt米で汚染された米や加工品が、今でも見つかっている。

 また、今回の試食キャンペーンでも供されているゴールデンライスでは昨年、米国のタフツ大学による告知なしでの子供に対する試験が2008年に行われたことが発覚している。この試験でゴールデンライスを与えられた25人の子供には、一人8万元の賠償金が支払われている。

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