最終更新日:2013年12月28日
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[遺伝子組み換え]
■GM承認規制緩和 食品安全委員会は“スルーパス”か
食品安全委員会は12月16日、遺伝子組み換え作物の承認済みの親品種同士を掛け合わせた品種を申請不要とする改正についての厚労省からの諮問を認める決定を行った。
食品安全委員会は、「新たに安全性審査を経た旨の公表がなされたものとみなす遺伝子組換え植物の掛け合わせ品種は、(中略)これまでも、改めて安全性の確認を必要とするものではないとしているところであり、安全性審査が終了している掛け合わせの親品種である遺伝子組換え植物と比較して、人の健康に及ぼす影響が変わるものではないと考えられる。」とする答申を決定し、意見募集も行わないことを確認した。
・食品安全委員会, 2013-12-16厚労省薬事・食品衛生審議会新開発食品調査部会が11月11日、遺伝子組み換え添加物と掛け合わせ品種に関する安全性審査の大幅な規制緩和方針を了承し、厚労省が食品安全委員会に諮問していたもので、12月12日に同委遺伝子組換え食品等専門調査会で審査された。GM由来添加物に関する規制緩和については、文言の一部修正の上、年明け早々1月7日の食品安全委員会で正式決定される模様だ。年度内に実施に移されることになりそうだ。
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