最終更新日:2013年12月28日
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2013.12.28 No.596
■中国:未承認GMトウモロコシ54万トンの輸入を拒否

 中国は11月、中国で未承認のシンジェンタの遺伝子組み換えトウモロコシ・MIR162の混入を理由に、約6万トンの米国産トウモロコシの輸入を禁止し積み戻しを指示した。日本と韓国では承認されているこのMIR162は、日本と韓国に向け再輸出されたとロイターが報じた。

 中国はGMトウモロコシ25品種を承認しており、2013年から2014年にかけて700万トンを輸入と見込まれている。

 ウォール・ストリートジャーナルによれば、このMIR162の混入を理由として中国は今年(2013年)、54万5千トンの輸入を拒否し積み戻しを指示したという。11月の約6万トンは日本と韓国に向けて再輸出されたが、約50万トンがどうなったかは報じられていない。この事態に開発元のシンジェンタは、中国政府に対してMIR162の承認を求めている。

 ・Reuters, 2013-11-19  ・ウォール・ストリートジャーナル, 2013-12-20

 日本は、飼料用として23品種、食用として掛け合わせ品種含む198品種のGMトウモロコシを承認している(2013年12月18日現在)。中国で問題となったMIR162は飼料用、食品として2010年に承認されている。

 農水省は未承認のGM作物の混入に関し2003年、「我が国と同等以上の水準の安全性に関する審査の制度を有すると認められる外国政府の審査により安全性が確認されている飼料」について許容基準を「1%以下」と設定している。2005年から2006年にかけて、シンジェンタの未承認GMトウモロコシBt10の混入が見つかり、約4万2千トンが積み戻し処分されている。

 日本は、年間約1600万トンのトウモロコシを輸入しているが、このうち約1100万トンが飼料として消費される。また輸入量の約75%、1100万トンが米国からの輸入である。他にブラジル、アルゼンチン、ウクライナなどから輸入している。