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最終更新日:2014年3月16日
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2014.03.16 No.617
■相次ぐGM作物栽培禁止の決定
 ブラジルとメキシコ
イメージ:デントコーン

 ブラジルとメキシコの裁判所が、相次いでGM作物栽培禁止の決定を下した。ブラジルではバイエルの除草剤グリホサート耐性遺伝子組み換えトウモロコシが、メキシコ・ユカタン半島カンペチェ州ではモンサントのラウンドアップ耐性遺伝子組み換え大豆の栽培が禁止された。

 ●ブラジル:画期的な判決

 ブラジルの控訴裁判所は3月13日、バイエルの除草剤グリホサート耐性遺伝子組み換えトウモロコシの栽培認可を取り消す決定を下した。合わせて、市民が自由に文書にアクセスできるような基準の策定もブラジル・バイオセキュリティ委員会に命じた。この取り消しを求めた裁判は、ブラジルの消費者擁護協会と全国小農民連合が提訴していた。

 ・Sustainable Pulse, 2014-3-14

 ●メキシコ:GMコーンに続く栽培禁止の決定

 メキシコ・ユカタン半島カンペチェ州の地方裁判所はこのほど、モンサントのラウンドアップ耐性遺伝子組み換え大豆の栽培禁止の判決を下した。この裁判は、2012年6月に提訴されていた。栽培禁止を求めたマヤのコミュニティは、GM大豆の栽培とそのための森林伐採が環境に影響し、養蜂に影響があると主張していた。

 メキシコは世界4位のハチミツ生産国で、世界5位の輸出国でもあり、今年2月には、ユカタン半島のハチミツからGM大豆の花粉が検出されていた。また、昨年12月には、モンサントが提訴したGMトウモロコシの栽培認可の確認を求める裁判では、訴えが却下されている。

 ・Sustainable Pulse, 2014-3-13
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