最終更新日:2014年3月18日
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[遺伝子組み換え]
■食品安全委員会:
新たにGM作物3品種の評価を始める
新たにGM作物3品種の評価を始める
食品安全委員会は3月17日、除草剤耐性遺伝子組み換えダイズ2品種とGMワタの掛け合わせ品種について厚労省から説明を受け、健康影響評価に入った。審査中のGM作物は13品種に上る。
・食品安全委員会, 2014-3-17評価が開始されたGM作物の一つは、ダウ・ケミカルの3種類の除草剤(2,4−D、ラウンドアップ、グホシネート)に耐性の遺伝子組み換えダイズ・DAS44406系統で、昨年まで隔離圃場での試験栽培が諸運されていた。2013年に豪州・NZとカナダで承認済みである。昨年、米国食品医薬品局(FDA)の確認は終了しているものの、米国農務省は2,4−D耐性品種の栽培に関して審査中であり、決定を先延ばしにしている。
もう一つは、バイエルが申請した除草剤グリホサートとイソキサフルトールに耐性のある遺伝子組み換えダイズ。2012年に米国、豪州・NZとカナダで承認されている。
残りの害虫抵抗性・除草剤耐性遺伝子組み換えワタは、3つのGMワタを掛け合わせたものであり、いずれの親品種も安全性審査が終わっており、実質的な審査なしに「安全」とされる模様だ。
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