最終更新日:2014年10月12日
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[遺伝子組み換え]
■世界初の雄性不稔GMスギの隔離圃場試験
文科省と環境省9月18日、森林総合研究所が申請した雄性不稔遺伝子組み換えスギの隔離圃場(茨城県日立市)での試験栽培について意見募集を始めた。雄性不稔GMスギの隔離圃場試験は世界初となるもので、18年3月末まで栽培試験が予定されている。締切りは10月20日。
この雄性不稔遺伝子組み換えスギは、スギ花粉症対策として花粉を作らないよう、微生物由来の遺伝子を組み込んだもので、昨年3月に森林総合研究所が、この雄性不稔GM無花粉スギの開発を発表していた。
・環境省, 2014-9-18 ・申請書
・森林総合研究所, 2013-3-21
遺伝子組み換えを使わない従来育種で、雄性不稔のスギが開発され、一部では苗木の配布も実施されている。森林研究所自身が、従来育種による雄性不稔のスギを2005年に開発している。富山県などでも従来育種の雄性不稔スギの配布事業を実施している。(関連記事参照)
【関連記事】 No.550 無用なGM無花粉スギ開発 すでに従来交配で実用化
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