最終更新日:2015年03月07日
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[遺伝子組み換え]
■未承認GM米を検出 中国産ビーフンに回収命令
兵庫県は2月24日、未承認の遺伝子組み換え米(Bt63)が検出された輸入ビーフンの回収を命令したと発表した。このビーフンは、フランチャイズで「業務スーパー」展開する(株)神戸物産が輸入し販売したもので、1234カートンが対象だとしている。
神戸物産は24日、この未承認GM米(Bt63)が見つかったビーフン「江西米粉」の回収を発表し、同社への連絡、返品を求めている。
中国では公式にはGM米の商業栽培は認められていない。しかし、今回検出されたBt63は、開発した研究所から周辺農家に流出したとされ、広く栽培されていると見られている。中国農業部は今年2月の中央1号文書を公表した際の会見で、違法なGM作物栽培は罰せられると述べているが、根絶はかなり難しいのではないか。
このGM米で汚染された中国産の米やビーフンなどの加工食品が、日本や欧州で広く見つかり問題となっている。日本では、2006年以来、何度も見つかっている。今回明らかになったGM汚染は2011年以来となる。
・兵庫県, 2015-2-24・神戸物産, 2015-2-24
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