最終更新日:2016年01月18日
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[有機農業]
■インド・シッキム州 州全体で有機農業に転換

ヒマラヤ山麓のインドで2番目に小さいシッキム州は昨年12月末、全ての農地約7万5千ヘクタールを有機農業に転換したという。近く正式に発表されると、シッキム有機ミッション(SOM)のアンバラガン事務局長が明らかにした。2003年、シッキム州は化学肥料・農薬の使用を禁止し、2015年の有機農業への完全転換を目指していた。
ネパールとブータンにはさまれたシッキム州は、多くが規模の小さな小農家だという。主な作物は、米、カルダモン、オレンジ、豆など。環境保護とともに、こうした農家の自立に選ばれたのが、経費でを少なくできる有機農業だという。収量は10〜15%少なくなったが、それ以上に売値が高く収入は良いという。
州政府もオーガニック観光旅行を進めていて、有機農業を売りにした観光も活気付いているという。集落全体が有機農業と認証された村でのホームステイも用意されているという。州をあげての有機農業が、農民の経済発展をもたらすためのツールとして使われているとしている。
・Quartz india, 2016-1-15 ・Hindu, 2012-11-30