最終更新日:2016年04月23日
2016年
 07年 08年 09年 10年 11年
 12年 13年 14年 15年 17年

2016年4月
12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930
31
最近の記事
2017.11.19 No.865
2017.11.08 No.864
2017.10.27 No.863
2016年4月の記事
2016.04.29 No.698
2016.04.26 No.697
2016.04.23 No.696
2016.04.19 No.695
2016.04.15 No.694
2016年2月の記事
2016.02.27 No.693
2016年1月の記事
2016.01.21 No.692
2016.01.18 No.691
2016年4月

2016.04.23 No.696
[農薬]
■フランス ネオニコ系農薬を禁止

 フランス議会は3月17日、18年9月からの全てのネオニコチノイド系農薬禁止法案を可決した。法案は17年1月から禁止を目指したが、農業への影響懸念からネオニコに代わる代替案検討のため18年9月に延期された。

 フランスは2008年から農薬削減に取り組み、2025年までに50%削減を目指している。フランスはまた、2004年、浸透性農薬のうちフィプロニルの使用を禁止している。この4月8日には、フランス食品環境労働衛生安全庁(ANSES)が、モンサントのラウンドアップを含む一部のグリホサート農薬の使用禁止を決め、農薬規制を強化している。

 フランス議会が可決したネオニコ系農薬禁止の詳細:
 (1)全てのネオニコ系製品の種子処理を含むその使用。
 (2)対象農薬は、EUが規制しているクロチアニジン、イミダクロプリド、チアメトキサムに加え、アセタミプリド、チアクロプリド、スルホキサフロル、フルピラジフロン。
 (3)ネオニコ系農薬のうち、ジノテフランとニテンピラムはEU未承認。
 (4)浸透性農薬のフィプロニルは、フランスでは2004年よりすでに禁止されている。

 欧米では、ミツバチの蜂群崩壊症候群(CCD)などの受粉媒介昆虫の急激な減少の原因の一つがネオニコ系農薬である可能性が高いとして、規制を強化している。

 EUでは2013年12月から、3種類のネオニコチノイド系農薬の一時使用禁止がされた。当初は15年12月までに再評価を終え、使用禁止の可否を決定することになっていたが、再評価の期限が17年1月までに延長された。

 EUはまた、2013年7月、浸透性農薬のフィプロニルの使用を制限している。

 ・Reuters, 2016-3-18  ・Connexion, 2016-3-18  ・Farming Online, 2016-3-18
◆EUにおける浸透性・ネオニコチノイド農薬承認状況
農薬名 承認日 備 考
イミダクロプリド 09-08-01 13年より一時使用禁止
チアメトキサム 07-02-01 13年より一時使用禁止
クロチアニジン 06-08-01 13年より一時使用禁止
アセタミプリド 05-01-01
チアクロプリド 05-01-01
スルホキサフロル 15-08-18 日本:16年3月、承認作業一時中止
フルピラジフロン 15-09-12 日本:15年12月承認
ジノテフラン EU未承認
ニテンピラム EU未承認
フィプロニル 07-10-01 フランス:04年使禁止
EU:13年一部使用制限
 EUの農薬検索サイト

◆日本で承認されている浸透性・ネオニコ系農薬:
 クロチアニジ、イミダクロプリド、チアメトキサム、アセタミプリド、チアクロプリド、フルピラジフロンに加え、EU未承認のジノテフランとニテンピラムモ承認。また、フランスで禁止のフィプロニルも承認されている。2016年3月、スルホキサフロルは、承認手続きが中断された。

【関連記事】
カテゴリー
よく読まれている記事