最終更新日:2016年07月13日
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2016.07.13 No.714
■来年からBSE検査廃止へ 食品安全委員会 BSE検査不要の評価をまとめる
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Yuu Kogetsu on Flickr

 食品安全委員会は7月12日、現在実施中の48ヶ月齢を超える牛のBSE検査は不要とする評価をまとめ、13日よりの意見公募を決めた。2001年10月に全頭検査を始めたが、05年8月に21ヶ月齢以上に、13年7月より48か月例超に緩和していた。

 評価書では、飼料規制などのBSE対策を続ける限り、日本で定型BSEが発生する可能性はほとんどないとする13年5月の評価は妥当であり、非定型BSEの発生頻度もきわめて低く、疫学的に非定型BSEと人のプリオン病の関連を示唆する報告はないとしている。その上で、現在実施されている、48か月齢を超える牛のBSE検査を廃止しても、継続した場合とのリスクの差は非常に小さく、人への健康影響は無視できるとした。

 また、と畜前の生体検査は適切に行われなくてはならないとし、24か月齢以上の牛で異常が疑われたものと全身症状の牛BSE検査は継続する必要があるとした。

 時事通信によれば、食品安全委員会は意見公募後、8月をめどに厚労省へ通知する。厚労省は、通知を受けて関係省令などを改正し、来年からBSE検査を廃止する予定だという。

 ・食品安全委員会, 2016-7  ・時事, 2016-7-12

 ● 完全には収束していないBSE

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世界におけるBSE発生頭数の推移(2001年〜)

 日本におけるBSE牛は2001年に初めて確認されて以降、これまでに36頭が確認されている。2009年以降の発生は確認されていない。

 しかし、世界的にはBSEは完全に収束したわけではなく、ここ数年、毎年10頭前後の発生が確認されている。OIE(国際獣疫事務局)によれば、昨年は7頭が発生し、今年に入ってもフランスで1頭の発生が確認されている。

 ・World Organization for Animal Health  ・農水省, 2016-3-28

 食品安全委員会は、BSEのリスクがゼロになったとはしていない。人の健康影響が「無視できる」としているだけだ。今年3月にBSEの発生が確認されたフランスからの輸入も継続されたままである。これまでにBSEの発生が確認された国からの牛肉輸入が認められているのは、フランスも含め、米国、カナダ、オランダなど13カ国に上っている。

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