最終更新日:2016年07月31日
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2016.07.31 No.718
[農薬]
■フランス 18年9月からネオニコ系農薬を禁止
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 農業情報研究所によれば、フランス下院は7月20日、ネオニコチノイド系農薬の禁止を含む生物多様性法案を可決した。これによりフランスでは、原則として2018年9月よりネオニコ系農薬の使用が禁止される。種子処理された種子の使用も禁止される。例外規定が設けられ、2020年7月1日までは、例外的に使用が認められるという。それ以降は全面的に禁止される。予定通りに施行された場合、EU加盟国はもちろん、先進国としても初の全面禁止となる。

 緑の党などは、農業団体などの圧力により2020年がさらに延期される可能性があると懸念している。

 ・農業情報研究所, 2016-7-21  ・Euractive, 2016-7-27

 フランスはこれまでにも、農薬規制を強化してきている。2004年には浸透性農薬の一つフィプロニルを禁止。2014年には、農薬の空中散布の禁止、2022年から個人と公的機関の農薬使用の禁止を決めている。


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