最終更新日:2016年08月15日
2016年
 07年 08年 09年 10年 11年
 12年 13年 14年 15年 17年

2016年8月
123456
78910111213
14151617181920
21222324252627
28293031
最近の記事
2017.09.23 No.847
2017.09.22 No.846
2017.08.15 No.844
2016年8月の記事
2016.08.31 No.737
2016.08.30 No.736
2016.08.29 No.735
2016.08.28 No.734
2016.08.26 No.733
2016.08.22 No.732
2016.08.20 No.731
2016.08.19 No.730
2016.08.17 No.729
2016.08.16 No.728
2016.08.15 No.727
2016.08.14 No.726
2016.08.13 No.725
2016.08.12 No.724
2016.08.11 No.723
2016.08.09 No.722
2016.08.06 No.721
2016.08.05 No.720
2016.08.03 No.719
2016年7月の記事
2016.07.31 No.718
2016.07.30 No.717
2016.07.27 No.716
2016.07.17 No.715
2016.07.13 No.714
2016.07.09 No.713
2016.07.08 No.712
2016.07.07 No.711
2016年6月の記事
2016.06.30 No.710
2016.06.23 No.709
2016.06.21 No.708
2016.06.18 No.707
2016.06.17 No.706
2016.06.07 No.705
2016.06.01 No.704
2016年8月

2016.08.15 No.727
■米国マクドナルド ヒト用抗生物質不使用鶏肉に切替え
cotton_india.jpg on Flickr
ブロイラー / USDA on Flickr

 抗生物質を使用しない鶏肉への転換に取り組んでいた米国マクドナルドは8月1日、予定を1年近く前倒して達成したと発表した。また、いくつかのメニューで人工甘味料、合成香料、合成保存料を排除したとしている。米国消費者の健康志向に配慮した試みという。北米限定とはいえ、ジャンクフードが大きく変わろうとしている。

 米国マクドナルドは昨年3月、使用する鶏肉の全量を抗生物質不使用のものへ、17年3月までに切り替えると発表。昨年9月には、米国とカナダで使用する卵の全量を、10年以内に平飼いの卵に切り替えると発表していた。米国マクドナルドは今年4月には、合成保存料不使用のチキンマックナゲットを一部店舗で提供を始めたと明らかにしていた。

 ・McDonald's USA, 2016-8-1  ・Reuters, 2016-4-27

 米国マクドナルドによれば、使用を取りやめたのはヒト用の抗生物質で、鶏用の抗生物質は使用されるとしている。米国では食品医薬品局(FDA)などが、畜産現場での抗生物質の過剰使用を止めるように呼びかけているという。米国では今年5月、あらゆる抗生物質が効かないスーパー耐性菌の感染者が確認されている。

 ・ロイター, 2016-5-27

 米国大手食品企業が、米国の消費者の健康志向、安全重視の意識を背景として、人工甘味料や合成着色料、合成保存料、遺伝子組み換え食品、抗生物質などを排除しようとしている。この動きが確かな流れとなってきているのは間違いないところ。しかしこうした動きは、米国だけ、あるいはカナダを含む北米に限定されていて、世界的に展開する動きにはなっていない。米国は遺伝子組み換え作物を大量に輸出する一方、有機農産物など「安全」で「高品質」の農産物の輸入を増大させ、「一国健康主義」とでもいうような状況となっている。

【関連記事】