最終更新日:2016年05月31日
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2016年5月の記事
2016.05.31 No.703
2016.05.28 No.702
2016.05.22 No.701
2016.05.21 No.700
2016.05.20 No.699
2016年4月の記事
2016.04.29 No.698
2016.04.26 No.697
2016.04.23 No.696
2016.04.19 No.695
2016.04.15 No.694
2016年5月

2016.05.31 No.703
[農薬]
■台湾:輸入オートミールからグリホサート検出
残留基準値超えのグリホサート検出の製品=台湾FDAより
残留基準値超えのグリホサート検出の製品=台湾FDAより

 台湾の食品藥物管理署は5月26日、2015年度のエンバク(オート麦)製品の買い上げ検査結果を公表し、36製品中10製品から残留基準(0.1ppm)を超えるグリホサートが検出され、最も高いものは 1.18ppmだったと発表した。基準値超えの10製品の中には、日本でも販売されているクエーカーオーツのオートミール4製品が含まれている。


2016.05.28 No.702
[農薬]
■米国メリーランド州 ネオニコ系農薬の個人使用禁止法が成立
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 米国メリーランド州はこのほど、あらゆる種類のネオニコチノイド系農薬の農業用を除く屋外使用を規制するポリネーター(受粉媒介生物)保護法を可決し、知事も異議を唱えず州法として成立したという。この州法は、個人による購入禁止禁止と屋外使用の禁止に限定しているとはいえ、米国で初のネオニコ系農薬規制となる。


2016.05.22 No.701
■米国の有機セクター 売上433億ドルを記録
 毎年10%近い成長
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 米国オーガニック・トレード協会(OTA)は19日、年次報告書を公表し、2015年度の米国の有機製品の売上が、前年の391億ドルから42億ドル増の433億ドルに達したと発表した。


■ブルキナファソ GMワタから段階的に撤退
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 アフリカ西海岸に位置し、綿が主要な輸出向け農産品であるブルキナファソは今年1月、害虫抵抗性(Bt)遺伝子組み換えワタの栽培から段階的な撤退を決定した。2009年に商業栽培を開始したが、GMワタの品質が悪いことが理由だという。ブルキナファソは、アフリカでは数少ない遺伝子組み換え作物の商業栽培国の一つである。


2016.05.21 No.700
[農薬]
■ネオニコ系農薬:世界的には規制強化の流れ
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 EUや米国などで徐々にではあるが、ネオニコチノイド系農薬に対する規制が強まっている。2013年12月、EUはイミダクロプリドなど3種類について、ミツバチへの毒性などを理由として一時的な使用禁止に踏み切っている。同じ浸透性農薬のフィプロニルについても13年12月末から使用を禁止した。


2016.05.20 No.699
[農薬]
■EU委員会 グリホサートの認可更新決定を先延ばし
 6月末に時間切れで失効の可能性
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店頭のラウンドアップのラベル張替運動を展開 via Global Justice Now on Flickr

 EU委員会・植物・動物・食物・飼料常任委員会は5月19日、グリホサートの認可更新の決定に失敗した。3月の決定延期に続く「失敗」。次回の会合の予定は決まっていない。EU委員会は、通常15年の有効期間を9年に短縮して、認可の更新を提案していた。

 インデペンデント紙は19日、数週間のうちに欧州でグリホサートが禁止される方向と報じた。時間切れで、6月末にグリホサート(モンサントのラウンドアップの主成分)の認可期限が切れ、更新されない可能性がより強くなってきた。


■カナダ:米国に続きGMサケを承認
イメージ:サケの切り身
By Jill Siegrist

 カナダ保健省は5月19日、アクア・バウンティの開発した遺伝子組み換えサケは、ヒトに対して「安全」であり、他の養殖サケと同じだ、として承認したと発表した。昨年11月の米国FDAの承認に続くもので、カナダとしては初めてのGM動物となる。米国は承認したものの、まだ輸入を認めてはいない。

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