最終更新日:2017年1月20日
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■遺伝子組み換え品種を止めたブルキナファソの綿作
今シーズンは増収・品質アップ
今シーズンは増収・品質アップ
モンサントの除草剤耐性遺伝子組み換え品種の収穫悪化と低品質により、今シーズンから従来品種の綿に全面的に切り替えた、西アフリカのブルキナファソでは、品質が戻り、昨シーズンより25%の増収との見込みを農業相が語ったという。
ブルキナファソの綿は、長繊維が売り物であった。しかし、モンサントの遺伝子組み換え品種を増収目的で導入したところ、繊維長が短くなり収量も低下したことから問題化していた。今シーズン、遺伝子組み換え品種の栽培をやめ、全面的に従来の非遺伝子組み換え品種に切換えていた。
この品質低下による損害についてブルキナファソは、モンサントに対し約80億円の損害賠償を要求し交渉が続いている。
昨年5月、ブルキナファソのGM綿からの切換方針を受けて、モンサントはブルキナファソでの事業停止を表明していた。
・Reuters Africa, 17 Jan 2017 ・YarnsandFibers News Bureau, 2017-1-17【関連記事】
No.701 ブルキナファソ GMワタから段階的に撤退