最終更新日:2017年3月4日
2017年

8月
9月
10月
11月
12月

 07年 08年 09年 10年 11年
 12年 13年 14年 15年 16年

2017年3月
1234
567891011
12131415161718
19202122232425
262728293031
最近の記事
2017.07.21 No.837
2017.07.20 No.836
2017.07.18 No.835
2017年3月の記事
2017.03.31 No.785
2017.03.30 No.784
2017.03.29 No.783
2017.03.25 No.782
2017.03.22 No.781
2017.03.20 No.780
2017.03.17 No.779
2017.03.16 No.778
2017.03.14 No.777
2017.03.08 No.776
2017.03.07 No.775
2017.03.05 No.774
2017.03.04 No.773
2017.03.03 No.772
2017.03.02 No.771
2017年2月の記事
2017.02.28 No.770
2017.02.25 No.769
2017.02.24 No.768
2017.02.17 No.767
2017.02.13 No.766
2017.02.10 No.765
2017.02.07 No.764
2017.02.06 No.763
2017.02.05 No.762
2017.02.04 No.761
2017.02.03 No.760
2017.02.02 No.759
2017年3月

2017.03.04 No.773
■緊急署名 スルホキサフロルを承認しないで
Diligent_honeybee.jpg
ミツバチ / DeeMusil / Wikimedia

 再開された新たなネオニコチノイド系農薬スルホキサフロルの承認手続きが進んでいるが、ミツバチと子どもをまもる実行委員会はこのほど、関係する厚労省、環境省、農水省の大臣にあてて、承認しないよう求める緊急のウェブ署名を始めた。集まった署名は、4月上旬に提出を予定しているという。実行委員会に参加している反農薬東京グループなど4団体はこれまでに、関係する厚労省などに承認しないように求める要望書を提出していた。

 実行委員会は、次のように4点を挙げて、承認しないように求めている。

  • 農薬の安全性がきちんと確認されていません。発達神経毒性や環境ホルモン作用、複合影響について充分確認されていません。
  • アメリカでは養蜂家協会からの強い反対を受け、一度使用が禁止され、その後用途が減らされた農薬なのに、日本では広い用途のまま申請が進められています。
  • 今の残留基準がきまったら、日本でネオニコチノイド系農薬とミツバチ被害の関連が確認された稲作にも使用されることになってしまいます。
  • 花粉を運ぶ野生の昆虫など生態系への影響がまったく考慮されていません。
 次の署名サイトから署名できる。

 この署名は、厚労省が実施中の意見公募(パブコメ)とは別のもので、グリーンピース・ジャパンなどは、パブコメにも意見を出そうと呼びかけている。厚労省の意見公募(パブリック・コメント)には、下記から意見を送ることができる。

 ・厚労省

欧米に比べ緩い日本の規制

 ネオニコチノイド系農薬は、ミツバチなどの受粉媒介動物への影響が大きく、EUや米国、カナダなどで規制が進んでいる。中でもフランスは、2018年9月以降、全てのネオニコチノイド系農薬の使用禁止が決まっている。

 日本の規制当局は、ネオニコチノイド系農薬が、ミツバチなどに影響を与えていると認めているものの、規制を強めている欧米とは使用法が違うとして、規制しようとはしていない。

 日本と同じように欧米でも、スルホキサフロルは散布だけが認められているが、米国ではキュウリなどのウリ科野菜やかんきつ類には使用を禁止し、トマトやピーマンなどのナス科野菜には開花後に限って使用を認めている。

 EUでは、ナス科やウリ科の野菜に、成長期に応じて1回だけの散布を認めている。日本の規制は欧米に比べ緩く、米国のような開花後に限定する規制はなく、収穫前日までの最大3回までの散布を認めようとしている。

(参考)
1702_Sulfoxaflor_s.jpg
   画面クリックで拡大

【関連記事】