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■米国:グリホサート・フリー認証 背景に農薬懸念
消費者の間に農薬懸念が大きい米国で、このほど新たな民間の任意認証として残留グリホサート・フリー認証が始まった。サンプルを検査して検出限界未満であることを確認した製品に、「グリホサート・フリー」の認証マークを表示するというもの。グリホサートの検査は、FDAに登録した独立の第三者検査機関に委託するという。グリホサートは、モンサントの除草剤ラウンドアップの主成分であり、国際がん研究機関が2015年3月、おそらく発がん性があるとする見解を明らかにしている。
残留グリホサート・フリー認証は、これまでグリホサート反対の運動を展開していた団体Detox Projectが始めたもので、認証には、次のような要件のクリアが必要としている。
- 少なくとも年3回、異なるロットでの検査
- 残留グリホサートとその代謝物のアミノメチルホスホン酸(AMPA)が不検出であること。検出限界は0.01ppm。
- 残留グリホサート・フリーへの2年間の移行期間製品は、残留グリホサートとAMPAが0.2ppm未満であること。
・Detox Project, 2017-3-19
2014年の米国コンシューマー・リポーツの調査では、消費者の85%が農薬に懸念を持っているという結果が出ている。遺伝子組み換え食品に関する民間の独自認証のNon−GM認証では、農薬の検査は行っていない。
・Consumer Reports, 2015-3-19カテゴリー
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