最終更新日:2017年3月31日
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2017.03.31 No.785
■グリホサート:残留基準値が大幅緩和へ
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ラウンドアップ

 欧米で問題となっている除草剤グリホサートの残留規制値が大幅に緩和されようとしている。3月22日に開催された厚労省の薬事・食品衛生審議会食品衛生分科会農薬・動物用医薬品部会に示された変更案では、穀類、豆類、テンサイ(砂糖ダイコン)の残留基準値の大幅緩和が目立っている。小麦は5ppmが30ppmと6倍、そばとライ麦は0.2ppmが30ppmへ150倍、テンサイは0.2ppmが15ppmへ75倍と大幅に緩和される。近く意見公募があると思われる。

 大幅に緩和される一方で、クルミやコーヒー、食肉の一部で基準が厳しくなる品目もある。

 今回の穀類などへの緩和は、一つには、収穫直前の乾燥促進のために使用されている輸入農産物への対応のためかもしれない。一応はストップしている「TPP」に関連した二国間交渉への対応、あるいは日EU経済連携協定(EPA)と関連した改正も含まれているかもしれない。

 ・厚労省, 2017-3-22
● 主な緩和品目と残留基準値
[ppm] 
食 品 現 行 変更案 国際基準 備 考
小麦 5 30 30
大麦 20 30 30
ライ麦 0.2 30 30
とうもろこし 1 5 5 IT
そば 0.2 30 30
その他の穀類 20 30 30
小豆類 2 10 10(豪) IT
その他の豆類 2 5 5
テンサイ 0.2 15 15
しゅんぎく 0.1 0.2
ぶどう 0.2 0.5 0.5(EU) IT
ひまわり種子 0.1 40 40(米) IT
ごま種子 0.2 40 40(米) IT
べにばな種子 0.1 40 40(米) IT
綿実 10 40 40(米) IT
なたね 10 30 30(米) IT
注1)「申」国内での新たな適用申請
   「IT」輸入にかかる新たな申請
注2)国名のない国際基準は出所は不明

 グリホサートに関連した各国の動きや、欧米を中心とした市民や環境保護団体の動きをまとめた「グリホサート関連年表(2015年〜)」を随時更新し、サイトで公開している。緑地にONCの有機農業ニュースクリップのアイコンをクリックすると、過去の関連記事にリンクさせてある。


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