最終更新日:2017年4月13日
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2017.04.13 No.789
■ドイツ環境相:ゲノム編集は遺伝子組み換え技術同等規制の方針

 ドイツのバーバラ・ヘンドリックス連邦環境相は、ゲノム編集や合成生物学はEUの遺伝子組み換え規制の対象であるとする見解を述べたとGM Watchが伝えた。ドイツの民間研究機関テストバイオテックの問合せに関し、ヘンドリックス環境相の指示により、同省のエルサ・ニッケル氏が回答した書簡で述べたという。

 ニッケル氏は「いくつかの分野における環境リスク評価の批判があり、新しい挑戦に絶えず適合する必要があるが、私は、遺伝子工学規制がこれらの新しい技術を規制し、環境へのリスクが実証されるならば、それらを禁止するのにふさわしい手段であると思う」「連邦環境省はゲノム編集の分類と将来の新育種技術に遺伝子工学法の適用を続ける。連邦環境省は承認プロセスに危険度査定の更なる進展にも取り組む」と指摘したとしている。

 ・GM Watch, 2017-4-10  ・Testbiotech, 2017-4

 ゲノム編集に代表される新育種技術の位置づけは、国際的に定まっていない。欧米の遺伝子組み換え反対の運動を続けてきたNGOや消費者団体は、ゲノム編集などを遺伝子組み換えと同じように規制するよう要請している。米国と欧州の消費者団体で構成するトランスアトランティック消費者ダイアログ(TACD)は昨年9月、新育種技術について、EUと米国に対して遺伝子組み換え技術と同様の規制と表示を求める7項目の要請書を送っている。

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