最終更新日:2017年5月10日
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■米国ウォールマートなどネオニコ段階排除へ
Wal-Mart / Mike Kalasnik / Flickr
大地の友・米国は5月3日、米国小売大手のウォルマートとトゥルーバリュー、が2018年春までに取扱い園芸植物からネオニコチノイド系農薬排除の方針を明らかにしたと発表した。昨年12月のコストコに続く米国小売大手のネオニコ排除の動きとなる。
大地の友・米国によれば、電子メールで回答を寄せたウォルマートは、生産者がすでに80%の園芸植物からネオニコ系農薬を排除したことを確認したという。ウォルマートはまた、販売している園芸用品からのネオニコ系農薬を排除したとしている。
4千以上の店舗を展開するトゥルーバリューは、2018年春までには完全に達成するため業者と協力していると声明を出した。 ・Friends of the Earth, 2017-5-3大地の友・米国などの環境団体やNGO40団体は共同して、受粉媒介動物(送粉者)の保護に向けて、スーパーやホームセンターなどにネオニコチノイド系農薬の排除を求めるキャンペーンを展開してきた。
これまでに、米国ホームセンター大手のロウズやホームデポ、小売大手のコストコが段階的排除を宣言していた。3月には、アマゾンに対してもネオニコ系農薬排除の要請がなされている。
【関連記事】 No.756 米国コストコ 取り扱い「植物」の脱ネオニコを表明
No.786 米国NGO アマゾンにネオニコ製品の販売停止を要請
No.659 米国ホームセンター大手 4年でネオニコ排除を約束
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